勉強法の本質と個別最適化されたアプローチの重要性
勉強法を求める前に、なぜ点数が取れないのかの原因分析が重要。テストの点数は知識量だけでなくアウトプット能力も影響する。他人の勉強法をそのまま真似るのではなく、その人の思考プロセスを理解し自分の状況に応じてカスタマイズすべき。一般論から外れた選択で小さな成功を積み重ね、自分の判断に自信を持つことが大切。勉強時間ありきではなく、必要なことを特定してから量を決める逆算思考が効果的。
こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。
今日は、オンラインサロンやDMで毎日のように来る質問について、ずっと言語化したかったことをまとめて話そうと思います。
テーマは、「勉強法を探す前に、まず点数が取れない原因を特定しろ」という話です。
この記事を読んでほしい人
・勉強法ばかり調べているのに成績が伸びない人
・模試の点数が安定しない人
・他人の勉強法を真似しても結果が出ない人
・「何を勉強すればいいか分からない」と悩んでいる人
1. 「英語の勉強法を教えてください」という質問は、もう間違っている
本当によく来るんですよ。「英語の勉強法を教えてください」「何の参考書をやってましたか」って。
気持ちはめちゃくちゃ分かります。僕も受験生の時、わらにもすがる思いでいろんな勉強法を調べまくってた時期があったから。
でも、この質問自体が勘違いしてるんですよ。
みんな、「この勉強法の先に合格がある」「この参考書をやれば長文が解けるようになる」って思ってるんだけど、結論から言うと、勉強法を探す前にやるべきことがあるんです。
点数が取れない原因を特定する方が先
例えばだけど、1年間に4回模試を受けて、200点満点の英語で毎回60点台とか70点台だったとします。
この時、「何の勉強したら伸びるんだろう」って考える前に、まず「なんでその点数になっちゃってるのか」を見なきゃいけない。
もしかしたら、模試の時に毎回緊張しすぎちゃってるかもしれない。普段と違うことを本番でやっちゃう性格かもしれない。もっと言えば、模試の度に体調崩してるかもしれない(笑)。
そういう場合、頭に入ってる知識量は十分なのに、アウトプットするところで問題が起きてる可能性もあるわけです。
2. テストの点数は「インプット」と「アウトプット」の2つの工程で決まる
ここ、めちゃくちゃ重要なんだけど、みんなが見てる模試の点数とか定量評価できる数字っていうのは、結局こういうことなんですよ。
- 頭に入っているもの(知識のインプット)
- 吐き出すもの(アウトプット)
この2つの工程を経て出力された数字なんです。
つまり、日々どんな勉強をしているかだけでその数字は確定されなくて、
- その当日にどういう吐き出し方をしたか
- どういうコンディションだったのか
- その時にどれだけ頭の中に知識があったのか
こういうのの集合体なんですよね。
これ、もっと重く受け止めた方がいいと思ってて。
現代文で気づいたアウトプットの重要性
僕が特にこれを実感したのは現代文です。
いつもこういう風に解いてるけど、今回はそもそもの解き方を変えてみようとか、選択肢の切り方をこういう風に工夫してみようっていうので、あるよあるよと伸びていく可能性もあるんですよ。
だから、合格とか点数を伸ばしたいと思った時に、勉強法から探しに行くのは再現性がないんです。
どの方法を試しても伸びませんっていう可能性もある。それはアウトプットがずっと問題ありだった場合もあるから。
3. 勉強法は「漢方薬」みたいなもの|パーソナライズが絶対に必要
一番困るのが、「英語の勉強法が分かりません、教えてください」っていう質問なんですよね。
すごく気持ちは分かるんだけど、結局勉強法って漢方薬みたいな感じで、その人にどういう症状が出てて、今後どうしたいのかっていうのを聞いた上で、ヒアリングした上で、
「じゃあこれとこれをこう混ぜてこれどうですか?」「聞いたじゃあこれ残してさらにこれ追加しようか」みたいな感じで、やっぱりその勉強法を第三者と一緒に考えた時っていうのはこのように行われるべきだと思ってるんですよ。
「ヒッキーさん初見です。勉強法教えてください」の何が問題か
この質問が来た時に、これは1対1のメンタリングっていうよりは、1対1っていう形式を持った中の、第三者に対して一般的なフレームワークを欲してるっていう状態だと思うんですよ。
僕はその人の情報をもらって、僕の頭の中で過去の経験とか他の受験生とかを見て咀嚼して、自分なりの一個のパーソナライズされた勉強法ってのを教えることができるんだけど、
その聞き方だと、僕が思うすごく一般的で当たり障りのない勉強法を返してくださいっていうようなニュアンスにしか聞き取れなくて、すごくおかしい質問だなって毎回思ってます。
4. 勉強法もクソもなくて、「点数を上げるために必要なアクション」が存在するだけ
結論だけど、勉強法もクソもなくて、点数を上げるために必要なアクションが存在するだけだと思ってるんですよ。
だから、「早稲田に受かるための英語勉強法」とかっていう動画、いっぱいあるし塾講師もいっぱい動画出してるんだけど、何も間違ってはいないと思うんだけど、すごく具体的だけども一般的な深さのものを視聴者に提示してるっていうのが実情なんですよ。
一番その人個人に効く勉強法っていうのは、その人の状態を踏まえた上でパーソナライズされたものを提示するってことだと思うんだけど、これを全視聴者に対してやったらものすごい労力になるじゃないですか。
抽象的にならざるを得ない理由
だから僕は毎回、「この勉強法良かったよ」とか「僕の場合はこういう状況だったからこうでした」っていうのを見せて、一人一人に当てはめてほしいから、結局抽象的にならざるを得ないんですよ。
抽象的だけども共通項を見出せる人ってのは、「ああ、ヒッキーはこういう境遇でこういうことをした。それはこういう考え方に基づいてだった」っていうのを理解した上で、じゃあ自分はどうだろうって考え方できるんですよね。
これはもう、パソコン間でファイルのやり取りする時みたいな感じで、オリジナルのファイルを送ったら楽なんだけど、劣化しちゃったりとかトラブル起きちゃったりするんですよ。だから一個の動画ファイルだとしても、圧縮してZIPファイルにして、ZIPファイルを向こうのパソコンのローカル環境で解凍して、初めて向こうのパソコンでも見れるようになるじゃないですか。もうこれと同じことだと思ってるんですよ。
5. 他人の勉強法を参考にする時の正しい見方
受験勉強を終えた人が、今から受験を控えてる人に何かを共有する時っていうのは、具体的な勉強法とかってのを投げちゃうと、なんかズレちゃうんですよ。
「なんであの人これやってうまくいったのに、私うまくいかないんだろう」っていうのがブワッて起きてるじゃないですか。
それに悩みを抱えて質問してくれる人もいるし、そういうのを塾に相談する人もいると思うんだけど、そういうのやってるといつまで経っても改善策っていうところにたどり着けないと思うんです。
思考プロセスを参考にする
僕の体験談っていうのは、もう1回全部経験してるからすごく具体的に語れるけども、「みんなもこの勉強法やろう」じゃなくて、
「僕は高校こういう条件下・環境下にあったから、こういう思考に基づいてこの参考書を選びました。それがたまたまこの参考書でした」っていうのに過ぎないんですよ。
僕がやってきた勉強ってのは、例えば音読4回とか5回とかも、「なんで4回なんですか」って聞かれるんだけど、僕はまず時間がなかったから、その勉強法の中の何回やるとか何ページやるとか、全部やっぱり自分なりの根拠があるんですよね。
根拠って別に正解である必要はないんですよ。「4回やるのが最適解です」って胸張って言えないんだけど、時間的に4回っていうのの制約を受けざるを得なかったから4回でした。
それをもっと時間がある浪人生の人が「4回」ってのを参考にするのは、ちょっと違うと思ってるんです。
僕は普通に高校通いながら現役生の時にそういう勉強法をしたんだから、もっとその分時間が多い人っていうのは、量を増やすなり、質を高める方にアプローチをかけるなり、やっぱり結局自分と見てる受験生のみんなは、本当に一人として被っちゃいけないと思ってるんですよ。
性格も違うし、使える時間も違うし、環境も違うし、まして志望校もみんな違う。
動画を見る時の正しい姿勢
今僕はそういう風に意識して伝えてるけど、こういう僕の動画だけに限らず、他の人の動画を見る時は、結局抽象化された何かを落とし込むべきだなっていうのは思います。
過去の受験の時こうしてましたっていう動画とかもいっぱいあると思うけど、そういうのは、
「この話に共通することは、結局完璧主義から脱却して、不完全な状態でも検証していきながら自分のスタイルを確立していることだな」
みたいな感じで、自分なりにその動画を見て残る何か抽象的かつ共通する何かっていうのを、自分の日々の受験ライフの中に落とし込めば、めちゃくちゃ価値のあることだと思うし、その瞬間にすごく点数に変わると思います。
6. 一般論から外れた選択で、小さな成功体験を積む
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