慶応法学部英語読解解説
慶応法学部の英語長文を例に、単語をニュアンスで覚え、語根から意味推測する技術、文章の要点把握力、選択肢と本文の言い換え表現を見抜く力の重要性を解説。精読より要約力を重視し、復習に十分時間をかけることで難関大学レベルの読解力が身につくと指導している。
こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。
今日は、慶応法学部の英語長文を実際に解きながら解説した動画を記事化していきます。
慶応法学部の英語って、「日本で一番難しい」とか言われてるじゃないですか。でも、ぶっちゃけそんなことないんですよ。正しいアプローチで解けば、満点も全然狙えるレベルです。
この記事を読んでほしい人
・慶応・早稲田レベルの英語長文に苦戦している人
・単語帳を完璧に覚えたのに読めない人
・精読はできるけど設問で間違える人
・選択肢の根拠が見つけられない人
1. 単語は「日本語訳」じゃなく「ニュアンス」で覚える
まず、今回の問題で一番最初に出てきたのが「implicit」という単語。
これ、知らなくても全然読めるんですよ。なぜかって、「imply(ほのめかす)」の変化した語だなって気づける柔軟性があればいいから。
問題文には「明示的(explicit)」に対して「暗示的(implicit)」って対比で出てくるわけ。誰も言わないけど、なんかそういう雰囲気が漂ってる、みたいな感じ。
単語帳で「implicit = 暗黙の」って一語一訳で覚えてる人は、こういう時に応用が効かないんですよね。
大事なのは、単語をニュアンスや使用場面で理解すること。マイナスのイメージなのか、プラスのイメージなのか、どういうシーンで使われるのか。そういう感覚的な部分を、過去問演習の中でどんどん蓄積していくんです。
2. 知らない単語は語根から推測する
次に出てきたのが「restate」って単語。これも俺、一瞬止まったんだけど、でもすぐ分かったんですよ。
なぜかって、「re-」(再び)+「state」(述べる)だから、「言い換え」だなって。
「restate」という単語を知っている必要はないんです。どんどん知ってる単語から意味を推測していく。これができるかどうかで、読解力が全然変わってくる。
同じように「criminalization」って単語も出てきたんだけど、これも「criminal(犯罪)」+「-ization(〜化)」で「違法化」だなって分かる。
逆に「de-」がついて「decriminalization」になれば「合法化」。接頭辞「de-」は「逆、除去」の意味だから。
こういう語根・接頭辞・接尾辞から意味を推測する柔軟性が、慶応・早稲田レベルでは絶対に必要なんですよ。
3. 精読より「要約力」を鍛える
ここが今日一番言いたいことかもしれない。
みんな「精読、精読」って言うじゃないですか。もちろん精読が必要な場面もあるんだけど、俺が一番大事だと思うのは、文章をバッと読んで、その言いたいことを頭に残す能力なんですよ。
結局「こういうことを言いたいんだな」っていう短い要約力に近いかもしれない。
例えば今回のB段落では、「薬物投与が社会的に受け入れられる雰囲気になったら危険だ」っていう内容が書いてあった。俺はこれを読んで、「薬投与が社会的に受け入れられる雰囲気」っていう、このぼんやりしたイメージを脳に入れておいたんです。
で、選択肢を見たら「generally accepted(一般的に受け入れられる)」って表現が出てくる。今のニュアンスにぴったり反応するんだよ。
本文には「generally accepted」なんて一言も書いてないんですよ。でも、同じ内容が「force impression(勘違いさせる)」とか「drug habits can be managed safely(薬物中毒は安全に治療可能)」っていう表現で書かれてる。
これを読んで、「あ、結局社会的に薬が許される雰囲気になっちゃうってことだな」って頭に残しておく。そうすると選択肢で「generally accepted」を見た瞬間、「あっ」となるわけ。
4. 選択肢と本文で「同じ表現」を探すな
これ、マジで大事だから太字にしとくね。
マーチ・早慶レベルの問題は、選択肢と本文で同じ表現を探すんじゃなくて、同じ内容の言い換えを見抜く力が問われてるんです。
さっきの「generally accepted」もそうだし、最後の設問でも出てきたんだけど、本文では「fear of arrest(逮捕される恐怖)」「no longer feared prosecution(訴追を恐れなくなる)」って表現が何度も繰り返される。
で、選択肢では「danger of punishment(罰の危険)」って言い換えられてるんですよ。
- fear(恐怖)→ danger(危険)
- arrest / prosecution(逮捕・訴追)→ punishment(罰)
同じことは書いてないんだよ。本文の中に「danger of punishment」って書いてないから。
でも、ニュアンスで捉えてたら、「あ、これ同じこと言ってるな」って気づけるわけ。
「逮捕される恐怖=罰への危険」っていうぐらいに、自分の言葉に置き換えて覚えておく。頭の中に残しておく。で、いざ選択肢が来たら、言葉は変わってるけど意味は同じじゃん、って一致できるんです。
本文に出てきた表現を探しても無駄
設問に書いてある単語や表現がそのまま本文に書いてあったら正解、じゃないんですよ。
同じ内容が書かれてたら正解なんです。
だから、「danger of punishment」って本文から探し出そうとしても見つからない。そんな次元はとっとと脱出した方がいい(笑)。
5. 復習に解答時間の2倍以上をかける
ここまで読んで、「なるほど、こういう解き方するんだな」って分かってもらえたと思うんだけど、じゃあどうやってこの力を身につけるか。
答えは簡単で、復習に時間をかけまくること。
問題解いてるときなんか学力伸びないんですよ。学力が伸びるのは答え合わせの瞬間だから。
「こういう風に聞いてくるんだ」「本文のこの表現が、選択肢ではこう言い換えられるんだ」っていうパターンが分かるのは、復習してるときなんです。
俺、よくコメントで「音読とか精読したらすごい時間かかるんですけどいいですか?」って聞かれるんだけど、ダメなわけないから。
復習に解答時間の2倍以上の時間を使うのは、全然間違いじゃない。むしろそれが正解です。
俺は過去問40年分くらい解いてきて、こういう解き方を見つけたんだけど、みんなももっと効率のいいやり方とかあると思う。
だから俺の言ってること全部鵜呑みにしないで、「あ、これいいな」って思ったら実践してくれたら嬉しいし、自分で解く中でどんどん見つけてほしい。
まとめ:慶応法学部の英語は「ニュアンス×要約力×言い換え」で満点が取れる
今回の解説をまとめると、こんな感じです。
- 単語は日本語訳を完璧に覚えるより、ニュアンスや使用場面で理解する
- 知らない単語は語根・接頭辞から意味を推測する柔軟性を持つ
- 精読よりも、文章の要点を頭に残す要約力を鍛える
- 選択肢と本文で同じ表現を探すのではなく、同じ内容の言い換えを見抜く
- 過去問演習での復習に、解答時間の2倍以上をかけて解法パターンを身につける
これやるだけで、慶応法学部の大問1個、満点取れますよ。日本の英語で一番難しいとか言われてるのに、全くそんな感じしないでしょ?
だから入試英語なんてその程度なんですよ。純ジャパ相手に作る入試問題なんて、高が知れてるんだから。
動画でも詳しく話しています
今回の解説は、実際に慶応法学部の過去問を解きながら詳しく話した動画があります。文章だけだと伝わりにくい部分もあると思うので、ぜひ動画も見てみてください。
それでも「自分一人では設計しきれない」と感じたら
今日話したような読解法を、実際に過去問演習の中で身につけていくのは、正直言って一人だと難しいです。
どの大学のどの年度を解けばいいのか、復習でどこまで深掘りすればいいのか、自分の今の実力でどの解き方から優先して身につけるべきなのか。
そういう戦略設計と日々の軌道修正を、僕と一緒にやっていくのが「Essence」です。
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動画でも詳しく話しています
この記事のベースになった動画はこちらです。ニュアンスやリアルな語り口を知りたい方はぜひ視聴してみてください。
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