2025年度慶應義塾大学経済学部B英語解説
慶應大学経済学部の英語長文問題を通じて、効率的な読解テクニックを解説。文章の流れを意識し、重要部分と軽く読む部分を区別することで時間短縮を図る。選択肢を見る前に答えの方向性を予想し、文法知識と内容理解を組み合わせて正答を導く手法を実演している。
こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。
今日は、2025年度の慶應義塾大学経済学部のB問題を実際に解きながら、「早稲田・慶應レベルの英語長文を効率的に読み解くコツ」をお伝えします。
この動画では、僕が実際に問題を解いている様子をそのまま収録しているんですけど、記事ではそのエッセンスを抽出して、どういう思考プロセスで読んで、どこで強弱をつけているのかを詳しく解説していきますね。
この記事を読んでほしい人
・慶應や早稲田の英語長文に苦戦している人
・読むのに時間がかかりすぎて最後まで解き切れない人
・選択肢で迷って結局間違える人
・「全部ちゃんと読まなきゃ」と思って疲弊している人
1. 「全部をちゃんと読む」は、もう間違っている
まず最初に言っておきたいのが、慶應レベルの英語長文を「全部丁寧に読もう」とした時点で、時間が足りなくなるってことです。
今回の問題も、ダムに関する長文なんですけど、冒頭から20世紀の歴史とか、環境破壊がどうとか、いろいろ書いてあるんですよね。
でも、ぶっちゃけこの辺は軽く読み飛ばしてOKです。
「ダムに対していろんな批判があった」っていう大枠が分かれば、それで十分。SVOCとか細かく取る必要は全くないです。マジでいらない(笑)
逆に、逆説の接続詞(butとかhowever)が出てきたところは、内容が転換するサインなので、そこは集中して読む。
この「強弱のつけ方」が、慶應レベルの英語を時間内に解き切るための最重要スキルです。
2. 選択肢を見る前に、答えの方向性を予想する
僕が問題を解くとき、必ずやっているのが「選択肢を見る前に、ここには何が入るべきか?を予想する」っていうステップです。
たとえば、今回の問題でカッコ1があったんですけど、文脈を読むと「ダムに対する批判があったけど、でもダムには〇〇という便益もある」っていう流れなんですよね。
逆説の後だから、ここにはポジティブな内容が入らないとおかしい。
で、選択肢を見ると、「mission」とか「definition course」とか、ネガティブなニュアンスの単語が並んでる選択肢がある。これは文脈的に合わないから、即除外。
こういう風に、選択肢を見る前に方向性を絞っちゃえば、答えはほぼほぼ決まります。
3. 文法知識と内容理解を組み合わせて判断する
今回の問題、特にカッコ3が面白かったんですけど、選択肢が全部「such as」とか「be it」とか、文法的な正誤で判断させる問題だったんですよね。
内容的にはどれも「東南アジアなどの地域では」っていう似たようなことを言ってるんですけど、文法的に正しいのは「be it ... or ...」だけ。
これはもう、知ってるか知らないかの世界です。
「such like」とか「including as」は文法的におかしいので即除外。「be it or」はイディオムとして成立しているので、これが正解。
こういう問題は、文法の知識がないと解けないので、普段から文法の細かいところまで意識して勉強しておくことが大事ですね。
4. 「only」などの限定的な表現は要注意
選択肢の中に「only」とか「exclusively」みたいな、限定的な表現が入っている選択肢は、基本的に疑ってかかった方がいいです。
今回の問題でも、「ダムの数は経済発展にのみ依存する」みたいな選択肢があったんですけど、これは言い過ぎ。
本文では「経済発展の状況によってダムの数が変わる」とは言ってるけど、「のみ」とまでは言ってない。
こういう過激すぎる選択肢は、だいたい不正解です。
逆に、「経済発展の状況によって変わる」みたいな、ちょうどいいトーンの選択肢が正解になります。
5. 本文に言及のない内容を含む選択肢は即除外
これも基本中の基本なんですけど、本文に全く書いてないことを言ってる選択肢は、どんなにそれっぽくても不正解です。
今回の問題で、「風力発電との比較」みたいな選択肢があったんですけど、本文では風力発電については一切触れてないんですよね。
だから、その時点でその選択肢はアウト。
逆に、「太陽光発電で余った電力をダムに貯める」っていう選択肢は、本文にちゃんと書いてあるので、これが正解になります。
選択肢を選ぶときは、必ず本文に根拠があるかどうかを確認すること。これを徹底するだけで、正答率は格段に上がります。
6. 文章全体の流れを意識して、段落ごとの要点を押さえる
慶應の英語長文って、だいたい段落ごとにテーマが変わるんですよね。
今回の問題も、最初は「ダムの歴史と批判」、次に「ダムと文明の関係」、その次に「水力発電の仕組み」、最後に「太陽光発電との相性」みたいな感じで、段落ごとに話題が移り変わっていきます。
で、問題を解くときは、「今この段落は何について話してるのか?」を常に意識することが大事です。
そうすると、「この段落を受けて、最後に入るべき一言は?」みたいな問題が出たときに、自然と答えが見えてきます。
たとえば、カッコ5は「ダムと文明の発展・衰退の関係」について述べた段落の後に来る一言を選ぶ問題だったんですけど、選択肢を見る前に「多分、文明の繁栄とダムの関係を一言でまとめる感じだな」って予想できるわけです。
で、実際に選択肢を見ると、「文明の発展と衰退」みたいな選択肢があって、これが正解になる。
こういう風に、段落ごとの流れを意識して読むだけで、解答の精度が上がります。
7. 最後に:慶應の英語は「読み方」で決まる
今日解説した問題、実はそんなに難しくないんですよ。
共通テストレベルの読解力があれば、十分解けるレベルです。
じゃあ何で差がつくのかっていうと、「読み方」なんですよね。
- 全部を均等に読むんじゃなくて、強弱をつける
- 選択肢を見る前に、答えの方向性を予想する
- 文法知識と内容理解を組み合わせて判断する
- 限定的な表現や本文にない内容の選択肢は即除外する
- 段落ごとの流れを意識して、全体像を把握する
この辺を意識するだけで、慶應レベルの英語長文は格段に読みやすくなります。
逆に言うと、これができてないと、どれだけ単語を覚えても、時間内に解き切れないんですよね。
ぜひ、今日の解説を参考に、自分の読み方を見直してみてください。
動画でも詳しく話しています
今回の記事の内容は、YouTubeでも実際に問題を解きながら詳しく解説しています。文章だけだと伝わりにくい部分もあると思うので、ぜひ動画も合わせてチェックしてみてください。
それでも「自分一人では設計しきれない」と感じたら
今日お伝えした読み方のコツは、あくまで「慶應レベルの英語長文を解くための一つの武器」でしかありません。
実際に合格するためには、英語だけじゃなくて、他の科目も含めた総合的な戦略が必要です。
「どの科目を、いつまでに、どのレベルまで仕上げるべきか?」
「自分の現在地から、最短ルートで合格ラインに到達するには、何をすればいいのか?」
こういった戦略設計を、自分一人でやるのは正直難しいと思います。
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