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受験2026年4月13日

受験生の志望校レベル別行動パターン分析データ

185名のコーチング利用者データから、志望校レベル別の行動パターンを分析。日東駒専志望者は感情的になりやすく最低限志向、GMARCH合格者は実行力が高くレール上での走行精度が優秀、早慶合格者は自発的分析力と目的意識が強く建設的対話を重視する傾向が明らかになった。

こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。

今日は、このチャンネルができてから初めての試みをしようと思います。「僕の考え」や「一般論」を一切述べず、実際に手元にあるデータだけからお話しします。

僕は2019年からEssenceというオンラインコーチングサービスをやってまして、今年で8年目になります。2025年度は合計で185名の方にご利用いただきました。旧帝大や早慶に受かっていった人もたくさんいますし、残念ながらあと少し届かなかった方もいらっしゃいます。

今回は、一般論とかよく言われている話を抜きにして、この185名の中でうまくいった人・ダメだった人が、入試直前にどういうコミュニケーションをして、何をどう考え、何を改善した結果成績が上がったのかを、僕の感想ではなく実際のチャットログや添削データをもとに整理しました。

この記事を読んでほしい人
・志望校のレベル帯に応じた学習アプローチの改善を検討している受験生
・コーチングを受ける際の効果的な活用方法を知りたい受験生
・自分の勉強の「やり方」が正しいのか不安な人

1. 今回のデータ分析の前提:3つのグループに分けて見る

先に断っておきますが、これは利用者の優劣をつけることが目的ではありません。

目指す大学のレベル帯によって頭の使い方がそもそも違うじゃないですか。その大前提のもとで、どういうレベル帯の大学を志望して、その結果受かったのか・落ちたのかをもとに整理をしただけです。

今回、利用者の皆さんを3つのグループに分けました。

  • グループ①:日東駒専を志望して、受験期間を過ごすにあたって苦戦してしまった人
  • グループ②:GMARCHや関関同立志望の人で、そこに合格していった人(または不合格だった人)
  • グループ③:早慶に合格していった人たち

あくまでこれからお話しする内容はチャットログに基づくものなので、電話相談の内容とかはあまり含まれていません。基本的に僕のサービスは、ロードマップとかヒアリングに沿って毎日お互いチャットを送り合っているので、かなり多くのデータが集まっています。

利用してくださった皆さんのデータを集約しているので、ある程度の信憑性はあると信じております。

2. 【グループ①】日東駒専志望で苦戦した人:外部ノイズに過敏、「最低限」志向が強い

まず最初のグループ、日東駒専を志望して、受験生活がうまく送れなかった方々について。

総括すると、目の前にあるやらなければいけないことにフルに集中できていなくて、それ以外の外部のノイズに過敏に反応しちゃってる人が多いということが分かりました。

① 感情語の多さ:進捗報告の65%に含まれていた

毎日の進捗管理のチャットの中に感情語――「辛かった」「悲しかった」といった言葉が含まれる割合が、なんと65%でした。

特に単語としては、「親」「不安」「過去の失敗」といったものに関わる言葉がすごく多くて、フルに集中して今この瞬間に時間を使い切れていない人が正直多いということが分かりました。

② 「最低限」の確認:78%が加減を気にしていた

もう一点、ここが個人的に体感的に持っていたものでもあり、実際こうしてデータにしてみて分かったことなんですけれども、加減の確認に関わる言葉がなんと78%も含まれていました。

「加減の確認」っていうのは、要するに――

  • この参考書、最低何周すればいいですか?
  • 何ページ進めばOKですか?
  • 最低何単語覚えればいいですか?

「最低」「最低」「最低」……自分は最低どこを超えればOKなのかっていう確認。この内容に関連する質問が、日々の進捗管理の中で78%含まれていました。

ここに対しての感想とかは今回は割愛します。そういうデータでした、というだけです。詳しい話は次の動画でしたいと思います。

3. 【グループ②】GMARCH合格者:実行力が高く、レールの上での走行精度が優秀

次、GMARCH帯ですね。

ここもやや解釈の余地はあると思うんですけれども、数字から見えたことをベースに言うと、かなり勉強習慣そのものが安定していて、ロードマップとか何かしらの指標があった時に、それをしっかり忠実に自分の勉強に落とし込んで再現していく力が強い方が多かったです。

① ロードマップ完遂率88%、進捗報告24時間以内率82%

一つの指標として、僕がお渡ししたロードマップの完遂率が88%でした。そして、毎日の進捗管理――一つ前の報告から24時間以内に報告をする率が82%でした。

やっぱり生きてるといろんな事情があって遅れることとか、精神を病んじゃって「今日送る気分ならない」っていう日もあると思うんですけども、そういうかなり受験っていう強いプレッシャーがかかる中でも82%の進捗管理の完遂率を叩き出したっていうのは、このMARCH帯の合格に確実に寄与している部分だなっていう風に見て取れます。

② 「レールの上での走行精度」が高い

良くも悪くも、一言で言えることとしては、このレールの上での走行精度っていうものがすごく高いと思います。

「これをやらなければいけない」ってなった時に、それをしっかりと行う――この実行力が強い人が多かったです。

4. 【グループ③】早慶合格者:自発的分析力と建設的対話を重視、壁打ち対象としてコーチを活用

最後、早慶に受かっていった人たちに見られた特徴になります。

全体的に見えたこととしては、僕を「何か教えてくれる人」っていうふうに使わずに、生徒個人が持っている仮説であったりモヤモヤっていうのをぶつけて、その跳ね返りをもとに自分自身の中で修正していこうという――コーチを「教えてくれる人」ではなくて、自分の中で軌道修正をするための壁打ち対象として使う人がとても多かったです。

何度も言いますが、そういうふうに使わないと落ちるってことじゃないですからね。そういう風な性質のメッセージを送ってくる人が多かったっていう、この結果を皆さんに報告しています。

① 自発的な弱点特定:92%が解像度の高い分析をしていた

特徴的だった点としては、自発的な弱点の特定に関連する言葉が、日々の進捗管理の中で92%も含まれていたという点になります。

「英語がよく読めませんでした」っていう内容ではなくて、「関係詞が連続すると処理速度が落ちる」っていう風に、自分の中で何がどうなって英語が読めないのかっていう解像度で自分の弱点を特定して、それをこの報告の土台にあげるというところですね。

この粒度で会話ができている人が、早慶合格者の中で92%を占めていました。

② 学習の目的に関する質問:85%が「なぜ」を問うていた

もう一つは、質問の中で学習の目的に関連する疑問であったりとか仮説っていうものが含まれていた割合が85%でした。

例えば、ロードマップの中に何かが含まれているときに、「これは速読のためなのか、それとも構文把握のためなのか、どっちでしょうか?」っていう質問があったりとか――

ロードマップがあった時に、それをバッとやる実行力が強かったMARCH合格者に対して、そもそもロードマップのこれって何のためなの?っていう一個手前からクエスチョンマークをぶつける傾向が見られました。

そこの目的に対してのコミュニケーションを経て納得したら、自分の理論として落とし込んで、明日からの計画に入っていく。そこでいまいち納得できなかったら、「それが目的なのであれば、この方法の方が慣れているのでこれでもいいですか?」っていう風に、自分のロードマップを一つ上書きする形で、自分自身の中で持っている情報と組み合わせてより良い案を出す――そういうある種建設的な会話が多く見られました。

③ 意外な事実:習慣的な進捗管理はMARCH合格者より劣る

面白いことに、日々の進捗管理の報告の徹底であったりとか、そこの割合はMARCH合格した人よりも劣っていることが多かったです。

ここまだパーセンテージ出し切れてないんですけれども、圧倒的にMARCH帯に合格していった人の方が、勉強習慣というか、決まった時間に決まったことをしっかりやる・やり切る能力というのは高かったように思います。

5. まとめ:志望校レベル別に見えた行動パターンの違い

今日見えたデータを整理すると、こんな感じです。

  • 日東駒専志望で苦戦した人:進捗報告の65%に感情語が含まれ、外部ノイズに過敏に反応。78%が「最低限」の確認を求める質問をしていた
  • GMARCH合格者:ロードマップ完遂率88%、24時間以内進捗報告率82%で実行力が高い。レールの上での走行精度が優秀
  • 早慶合格者:92%が自発的な弱点特定を行い、解像度の高い分析をしていた。85%が学習目的に関する質問をし、コーチを壁打ち対象として活用。習慣的な進捗管理はMARCH合格者より劣るが、建設的な対話を重視していた

今日の動画はこの辺りにとどめておこうと思うんですけれども、今見えたものの中から「こういうことが言えるんじゃないか」っていう考察であったりとか、「これを踏まえて、こういうところを目指す人はこういう風に改善していったらいいんじゃないか」っていう話もできると思います。

一つの年度が終わって次の年度が始まるこのタイミングに、皆さんと一緒にこの1年間――長いですけれども、この期間をどういう風なスタンスで戦っていけばいいのかっていうお話ができればいいと それでも「自分一人では設計しきれない」と感じたら Essenceでは、志望校と現在地の差分を科目・分野ごとに数値化して、残された時間から逆算してあなた専用の逆算ロードマップを設計するオンライン受験コーチングを提供しています。第一志望合格率は76%。 15分の無料相談を予約する(勧誘は一切いたしません)

動画でも詳しく話しています

この記事のベースになった動画はこちらです。ニュアンスやリアルな語り口を知りたい方はぜひ視聴してみてください。

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