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勉強法2026年4月13日

自分に合った勉強法は探すものじゃない、データから生まれるもの

自分に合った勉強法を探し続けても見つからないのは構造的問題。YouTube巡回、参考書ルート崇拝、他者の真似という3つの罠にハマりがち。勉強法は探すものではなく、現状分析から自動的に決まる。まず志望校の過去問を解き、具体的な問題点を把握することが最重要。医者の診察のように症状を明確にできれば、処方箋は自動的に出てくる。現状と目標のギャップを埋めることに全力集中すべき。

こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。

今日は、YouTubeで約10年間いろんな動画に散りばめてきた僕なりの考えを、一本の筋にまとめた話をします。これから1年間受験勉強を戦う時に、この考えを持っていれば大外しはしないだろうっていう、そのぐらい結果を担保できるような内容です。

テーマは、「自分に合った勉強法は探すものじゃない、データから生まれるもの」です。

この記事を読んでほしい人
・勉強法を探し続けているけど見つからない人
・YouTube動画を見漁っているのに成績が伸びない人
・参考書ルート通りやっているのに結果が出ない人
・何から手をつければいいか分からない受験生
・「自分に合ったやり方」を求めて迷走している人

1. 自分に合った勉強法を探しても、一生見つからない構造的な理由

結論から言うと、自分に合った勉強法は、探している限り一生見つかりません

これはスピリチュアルとか精神論の話じゃなくて、構造的な問題なんですよね。

例えるなら、自分がどこをどう痛めているのか分からないまま、薬局で薬が並んでいる棚の前で「何の薬がいいかな?」って迷っている人に近いと思います。

風邪なのか、骨折なのか、皮膚の炎症なのかも分からないのに、薬だけ選ぼうとしてるんですよ。そりゃ合うものなんて見つかるはずがない。

2. 勉強法難民がハマる3つのパターン

毎年この春の時期になると、受験勉強を本格的にスタートさせようとする人の中に、「勉強法難民」がすごく多いように感じます。

この進め方で合ってるか分からない、自分に合ったやり方が分からない——そういう種類の疑問を持っている人が圧倒的に多い。

で、そういう精神状態だとハマってしまう穴が、大きく分けて3種類あると思ってます。

パターン1:YouTube巡回型

これは、YouTubeやTikTokで勉強法コンテンツを見まくるタイプ。

有益だなって思われる情報を見ると、見終わった瞬間に「いい話聞けた!」ってなんか自分が一回り成長したような気がしませんか?

でも、起きてることだけで見ると、明日やることって全然決まってなくないですか?

いいものに触れたっていうのと、具体的に明日から自分はこれをこう改善するんだっていう落とし込みができてる人って、ほとんどいない気がします。

もし「いいものに触れたら成長する」が成り立つなら、一流講師の話を聞いた人全員が成績爆伸びして受かるはずじゃないですか。でも現実はそうなってない。

これが一つ目のハマり方です。

パターン2:参考書ルート崇拝型

これは、誰かが作ったルートに安心してしまうパターン。

「早稲田を受けるんだったらこれやればいいんだ」っていう、スーパーで売ってる完成されたお惣菜を買うような感覚で、参考書ルートをまんま取り込んじゃう人ですね。

ルートが悪じゃないんですよ。ただ問題は、そのまま鵜呑みにできるような見せ方をしているルートが多いってこと。

右も左も分からない受験生、藁にもすがる思いの人は、既製品のプレートがあると「これ食べればいいじゃん、完全栄養食じゃん」って感じちゃうんですよね。

で、何が起きるかっていうと——

「なんでルート通りやってるのに伸びないんだ?」ってなる。

そもそも何をどう組み合わせるかっていう発想をしたことがなく、出来合いのものだけを取り込み続けてるから、何かを変えなきゃいけないって状況になった時に、何をどう変えていいかマジで分からなくなるんです。

これが料理の作り方を知らないまま、出来上がりの料理だけを食べ続けている人のリスク。

パターン3:真似型

これは、受かった人の背中を追いかけて完全踏襲するパターン。

受かった人ってどういうことやってましたか?って気になる気持ちは分かります。僕もすごく気になってたから。

でも、気になって調べるのと、その通りコピーしてやるのって全然別物なんですよね。

例えばAさんは風邪をひいてたから風邪薬を飲んで治していったとします。でもあなたが骨折してたら、風邪薬なんて飲んでも治らないじゃないですか。

骨折した人は骨折した人なりの治療のロードマップがあるわけで、同じ「治る」っていうゴールを目指すにしても、スタート地点が風邪か骨折かによってアプローチが全然変わるんですよ。

受かった人が「12時間勉強してた」から自分も12時間やらなきゃ、「3周4周やってた」から自分も同じ回数やらなきゃ——なんで12時間なのか、なんで3周4周なのか、その理由も意図も分からず、ただ数字だけをトレースする。

これも結局、自分で考えてないから、うまくいかなくなった時にどう調整していいか分からなくなるんです。

3. なぜ「探す」という行為では見つからないのか

ここまで3つのパターンを見てきましたが、共通してるのは、自分自身の分析が一切入ってないってことです。

そして構造的に、探しても見つからないようになってるんですよ。

だって、情報発信している人はあなたのことをそもそも知らないじゃないですか。「自分に合った勉強を知りたい」って言っておきながら、「あなたってどういう人ですか?」っていうヒアリングをした人がいないわけです。

世の中に溢れている情報って、基本的にすごく平均的な話が多いんですよね。いろんな人がいるけど、データをまとめるとこの辺に点が集中するよねっていうのをベースに話すことが多い。

じゃないと、ハズレ値みたいな人を前提に話したら「これ当てはまんねえじゃん」って言われるじゃないですか。そういう悪いフィードバックが来ないようなマップを情報発信者が出すのは当然なんですよ。

例えば僕みたいな、推薦2発落ちて11月末や12月から受験勉強を始める人のロードマップを、大手チャンネルが自信満々に出すはずがないんです。

まず持って、あなたはどうなんですか?って話なんです。

全てのパラメータが平均的に集まってるんですか?各科目の習熟度、持ってる参考書、置かれた状況、今の位置、目指す大学——全てが普通ですか?

始めるタイミングも高校1年生とか、時間がかなりたっぷりあるところから平均的なロードマップを歩んできて、かつこれからも歩みたいなら、ある種信じてもいいと思います。

でも、そういう人の方が僕はレアだと思いますよ。

4. 勉強法は「データから自動的に決まる」もの

ぶっちゃけ僕がこれまで500本以上動画を上げてきて、言いたいことってこれだけなんです。

勉強法って、探すものじゃない。データから勝手に生まれるもの。

探そう探そうとするんじゃなくて、自分を診察してデータを出して、「ああ、こういう症状ならこれですね」っていう風にも決まるもんだと思うんですよ。

医者の診察を思い浮かべてください。

  • 骨折れてるなら、くっつくようなことをしなきゃいけない
  • 皮膚が炎症起きてるなら、正常に戻すようなことをしなきゃいけない

「伸びません」「点数取れません」っていうのは、体のどこかが炎症を起こしてる状態じゃないですか。

でも「伸びない」っていうものを、そのまま解決策とつなごうとするから難しいんですよ。

「何やっていいか分からない」——そんなの誰も分かんないんです(笑)。

これって、「僕、炎症起こしてます。薬出してください」って医者に言ってるようなもんなんですよ。

お医者さんは絶対こう聞くじゃないですか——「具体的にどこがどういう風に痛いんですか?それによってX線取るか触診するか変わるんで」って。

病院でもこういう具体的なやり取りがあるんですよ。

だから、「何かを処方する」っていう行為を「自分に合った勉強法を探す」というものと置き換えるならば——

自分に合ったやり方を探したい人は、自分自身が今何がどう問題なのかっていうのを、他の人に具体的に説明できるようにするっていうのが最低限の宿題。

何がどうできて、何がどうできないのかっていう情報もなしに、合うも合わないもくそもないんですよ。

そこを吹っ飛ばしてまで自分に合った何かを見つけようとする、その根性が甘すぎると思います。

5. 具体的に何から始めるべきか——過去問を1年分解く

じゃあ具体的にどうすればいいのか。

答えはシンプルです。まず志望校の過去問を1年分解いてください。

点数が低くても構いません。時間オーバーしてもいいです。全然解けなくても大丈夫。

目的は点数を取ることじゃなくて、自分の問題点を具体的に把握することです。

例えば英語の過去問を解いた時に——

  • 単語が分からなくて読めなかったのか
  • 単語は分かるけど文構造が取れなかったのか
  • 読めるけど時間が足りなかったのか
  • 選択肢の判断で迷ったのか

こういう具体的な問題点が見えてくるんですよね。

「単語が分からない」なら単語帳をやればいい。「文構造が取れない」なら文法・解釈をやればいい。「時間が足りない」なら速読のトレーニングをすればいい。

現状と目標のギャップが明確になれば、やるべきことは自動的に決まるんです。

これが「データから勝手に生まれる」っていう意味です。

6. 症状を具体的に説明できるようになることが最重要

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