周りの大人の言うことを聞くべきか?受験生の自己決定について
受験生が学校の先生や周りの大人の意見と自分の考えが対立した際の意思決定について。責任を負わない他人の言葉に惑わされず、自分が得るもの失うものを冷静に比較し、論理的根拠を持って判断することが重要。親以外の大人の顔色を伺って後悔するより、今少し嫌な思いをしても自分の信念を貫き、憂いのない決断をすべきだと主張している。
こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。
今日は、ちょっといつもと違うテーマというか、かなり強めのメッセージになるんですけど、受験生の皆さんに伝えたいことがあって動画を撮りました。
テーマは、「学校の先生や周りの大人の言うことを聞くべきか?」です。
志望校を決めたり、勉強方法を選ぶ時に、学校の先生や親御さん、周りの友達と意見が対立することってあるじゃないですか。特に「学校を休んで勉強したい」って言った時に、先生から「学校を休むやつは落ちる」みたいな謎の主張をされて悩んでいる人、めちゃくちゃ多いんですよね。
この記事を読んでほしい人
・学校の先生や周りの大人と意見が対立して悩んでいる人
・志望校決定や勉強方法で周りから反対されている人
・自分の信念を貫きたいけど、周りの顔色を伺ってしまう人
・「先生の言うことを聞いた方がいいのかな…」と迷っている人
今日はこの問題について、僕の考えをぶっちゃけて話します。
1. その人たちは、あなたが落ちた時に責任を取ってくれるのか?
まず最初に、すごく重要な質問をします。
皆さんがその人たちの言う通りにして不合格した時、彼らって責任を取ってくれるんですか?
不合格代としてお金を払ってくれたり、家に来て頭を下げてくれたりするんでしょうか?答えは明らかに「NO」ですよね。
学校の先生でも、塾の先生でも、周りの友達でも、誰でもいいんですけど、皆さんに対して何のリスクも負わない大人の言うことを鵜呑みにして、一生後悔したいですか?
これ、マジで考えてほしいんです。
例えば、学校の先生が「学校を休むな」って言ってくるとします。でも、よく考えてみてください。先生に何の損があるんですか?
高校は義務教育じゃないです。皆さんが学校を休んだところで、先生が何か困ることってありますか?むしろ、学校に来ることで皆さんの成績を上げる具体的な工夫をしてくれて、志望校の対策をしっかりやってあげるから来てくれよ、っていう主張なら筋が通ってます。
でも多くの場合、皆さんが学校を休むっていうことに対して謎の嫌悪感を出してきたりとか、そこをシャキッと説明できた先生を僕は見たことないんですよね。
2. リスクとリターンを冷静に比較する
ここで一度、冷静に考えてみてほしいんです。
先生の言うことを聞いて自分が得るもの・失うものと、先生の言うことに背いてでも今後悔のない決断をして自分が得るもの・失うものを比較してみてください。
自分が負っているリスクと、先生やその他関係者が負っているリスクっていうのが、明らかに釣り合わないんですよ。この構図の中で、それでも先生の言いなりになりますか?
もし先生の言うことを聞いて落ちたら?
もしこれで、先生の言うことを聞いて嫌々学校に行って落ちたら、どう思いますか?
皆さんは、その後の人生、30歳、40歳、50歳、子供ができて、孫ができて、最後死に際に自分の受験生活を振り返って、「あの時先生の言うことを聞かずに集中して自分で勉強してたら受かってたのかな」なんて、残りの人生ずっと思いたいですか?
そこまでして、今自分の周りを取り囲む大人の顔色を伺いたいですか?っていうのを、僕は最後に問いたいです。
3. 先生と自分の立場の違いを理解する
ここで、もう一つ重要な視点があります。
先生から見た皆さんっていうのは、数いる生徒のうちの一人なんですよ。わかりますか?
先生は多くの生徒を抱えてます。だけど皆さんは、今自分自身の人生を生きてるんです。楽しさ、苦しさ、痛み、そういうのを自分自身で、この生身の人間として感じながら生きてる主体なんですよ。
その重たさと、先生が取り扱う「生徒個々」っていうのは、ウエイトが釣り合わないと思うんです。僕は。
だから、この全体の構図を改めて俯瞰してみた上で、今皆さんが「いやどうしようかな」って悩むような局面にいるんだったら、それは悩むに足る問題なのか?っていうのを、最後に一度考えてみてください。
4. 納得できない指示に従うべき唯一の例外
ここまで言うと、「じゃあ誰の言うことも聞かなくていいのか?」って思うかもしれないんですけど、そうじゃないです。
皆さんがちゃんと判断した上で、先生の言ってること一理あるなとか、塾の先生でも親御さんでもいいですよ、何かしら向こうの主張を聞いて、その上で皆さんが納得したならば、初めてその方向に向けて行動してください。
納得ができないんだけれども、その人の言うことを聞くっていう特例が許されるのは、お世話になっている親御さんだけだと思います。
親御さんがいなければ、ここまで勉強できていない人がほとんどだし、おそらく受験費用も親御さんが払うと思います。受験料とか参考書代とか、何かしらやはりお金を支払ってもらっている。その人のおかげで今勉強ができているっていうところに対して恩を感じるのであれば、ある程度は配慮をつけた方がいいと思います。
だけども、主に塾の先生とか学校の先生とか周りの友達とか、そういう人たちは、皆さんが落ちた時に責任を取ってくれないですからね。この怖さ、このヤバさをもう一度噛み締めてください。
5. 学校を休む理由を論理的に説明する
じゃあ実際に、学校を休みたいって思った時、どうすればいいのか。
まず、どうして自分は学校を休みたいのか、その理由をちゃんと説明できるようにしてください。
その理由が、めんどくさいとか学校に行きたくないとかっていうネガティブ方向ではなくて、もっと勉強がしたいっていうポジティブな動機であれば、きっと理解してくれるんじゃないかなと信じてます。
僕の場合はどうだったかというと、ありがたいことに僕の母親が理解してくれました。僕は片親だったんですけど、母親がすごく理解があったので、推薦が終わって残り3ヶ月で一般やるぞって言った時に、ちょっと家庭の事情で休ませてもらいますっていう風に、先生側から一歩踏み込めないような説明をしてくれました。
僕は卒業に必要な出席日数を満たす中で、12月からはほとんど毎日休んでました。基本的に休む日の方が多かったです。ずっと図書館で勉強してました。
学校を休む理由と学校に行く理由
僕が親に話したのは、こういうことです。
- 自分が図書館で集中して勉強したい
- 周りは指定校推薦で受かったやつもいる
- 自分の高校は早稲田大学に向けての集中講義なんてやってくれない
- 質問しに行っても分からない先生しかいない
- だから学校に行く理由がゼロで、学校に行かない理由が100だった
こういう風に説明したら、親はすごく理解してくれて応援してくれました。
だから、普通に自分が学校を休むっていうことに対してネガティブな反応してくる人に対して、ちゃんと皆さんの説明ができると思います。どうして自分は学校を休むべきなのか。そこがちゃんと筋が通っていたら、向こうの主張はそれを覆すに足らないんじゃないかなと思います。
先生に冷静に聞いてみる
もし先生が「学校を休むな」って言ってきたら、その理由を感情的にならずに冷静に聞いてみてください。
「この学校に来ることで、学校は自分に何をもたらしてくれるんですか?」
学校を休んだら、自分は自分のペースで困った時に必要なインプットができて、自分のペースで勉強ができるんです。自分が目指す志望校に向けて100%の時間を使えるんです。
学校は自分の志望校に対して100%責任を負って、そこの集中的な講義をしてくれるんでしょうか?何かしらのサポートをしてくれるのか、っていうのを問うてみてください。
おそらくですが、それはすごく難しいと思います。教室全体としてあなたのために100%全てを向けるっていうのは、学校教育として破綻しちゃうじゃないですか。いろんな志望校、いろんな性格、いろんな属性の生徒がいる中で、一様な教育を施すのが教室っていう場所なので。
もちろん、開成とか灘とか、ああいう進学実績が強くてそこのノウハウがある高校に通っている場合は、逆に学校に行くとプラスになることもあると思うので、そこはぜひ皆さんの状況を冷静に判断してほしいんですけど。
例えば、年で数人しか大学に行かない、受験というものに対して先生方のサポートを期待できないような環境にいる場合は、学校に行く理由が説明できないんですよ。でも学校に行かずに勉強する理由って説明できるじゃないですか。だったらそうすべきですよ。僕は。
6. 今少し嫌な思いをするか、一生後悔するか
ここまで言っても、「でも先生に怒られるのが嫌だ」って思う人もいると思います。
怒られて気持ちいい人なんていないですからね。わかります。
でも、ちょっと考えてみてください。今ちょっと嫌な思いをするだけで、今後一生嫌な思いをしなくて済むんですよ。
今逆に人の顔色を伺ってモヤモヤしたまま行くと、残り数十年間、一生フラッシュバックし続けるってことを覚えてください。そのリスクの上で、それでも大人の顔色を伺うなら、それは自由です。それもあなたの決断です。
僕は絶対に嫌です。自分に対して何の利害もない人が、自分の人生を踏みにじるって許せないです。
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