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一般2026年4月16日

受験勉強で他人と比較することの危険性について

受験生が不安や焦りから他人の勉強法を調べる行為は、遭難時に海水を飲むような一時しのぎで結果的に悪化させる。自分に合った勉強を考えるほど他人とずれるのは正常で、それは思考している証拠。サンプル数ではなく志望校への適合性で判断し、不安解消ではなく情報収集目的で他人を参考にすべき。特に浪人生は孤独感を感じやすいが、長期視点で自分の選択を正解にする意識が重要。

こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。

今日の動画は、一切勉強法の話をしません。

ただ、個人的にこのポイントを抑えると、皆さんのこの1年間の勉強をものすごくスムーズに進めていくことができるんじゃないかなって思う内容です。

多くの受験生が、勉強の仕方が間違ってるとか、そういうの抜きにこの要素のせいで勝手に自滅していくケースを昨年度多く見てしまったので、受験勉強を進める上で大きなリスクになり得る問題だなと思っています。

この記事を読んでほしい人
・受験勉強中の不安や焦りで他人と比較してしまう人
・自分の勉強法が正しいのか不安な人
・特に浪人生で孤独感を感じている人
・周りの受験生が何をやっているか気になって仕方ない人

1. 不安から他人を見る行為は「海水を飲む」のと同じ

主に浪人をされている方向けではあるんですけど、この春の時期って、自分と同年代の人が新歓に行ったりとか、桜の木の下でものすごい笑顔で楽しそうにしている写真とかを見る機会も多いと思います。

見たくなくても見てしまうと思います。

もう1年間頑張るって決めた皆さんは、言葉にできない疎外感みたいなものを感じられているんじゃないでしょうか。それ自体は問題とかではなくて、もう自然な感情だと思います。

ただ、今日の動画のメインってその感情そのものじゃなくて、その感情が生み出す次の行動についてです。

春の時期に限ったことじゃないんですけど、他の人が何やってるのかなっていうのを見る行為って、それ自体の善し悪しがあるっていうか、その動機によってはものすごく毒になり得ると思います。

もう一回繰り返しますけど、他の人を見るなとは言ってません。

目的があって、自分の中で今から自分が見ようとしているものに対して正しいポジショニングを持っていれば、他の人の行動とかに影響されることはないし、何なら自分が実際その行動する前にショートカットというか、「それやるとそういうことになるんだ」っていうのを知れることだってあるし、使い方によってはものすごく有益だと思うんですけど——

他の人が何やってるのかな、何点取れてるのかな、どういう生活してるんだろう、っていうのを見る動機が「不安」とか「焦り」とか「孤独感」の場合は、これはタイトルにある通り、船で遭難した時に近くにある海水を飲む行為と全く同じだと思います。

喉が渇いたって言った時に冷静さを欠いて海水を飲むっていうのは、一時的に喉が潤うような気がするけど、結局それ飲んだ後に起こることっていうのは強烈な脱水症状——水を飲む前よりもひどい状態なんです。

これ別に僕が言わなくても分かっているようなことだと思うんですけど、情報収集を目的としないで、心のどっかで「自分、周りとずれてないかな」とかっていう理由で他の人のスタプラ見たりとかYouTubeを見てる皆さん、ちょっと考えた方がいいと思います。

2. 「隣の芝が青く見える」リスク——自滅の始まり

「隣の芝が青く見える」っていう言葉、聞いたことありますか?

2つ庭があって、自分が庭を所持している時に、どっちもだいたい客観的に見たら同じような庭なのに、なんか隣の人の庭が青々しく綺麗な庭に見えてしまう現象。

人の行動を見る上で、自分の決断に自信が持てていないからとか、孤独とか、他の人何やってんだろうっていう興味本位とか、こういうもので他の人の勉強法を見る最大のリスクって、この時点まであなたがあなたにとって必要な勉強をちゃんとやってこれてるのに、他の人を見てしまったがゆえに「自分ってこれ間違ってんじゃないかな」「もっとこうした方がいいんじゃないかな」っていう風に流されてしまうことなんですよ。

真っ白い絵の具の中に黒い絵の具垂らすようなものなんです。自分自身はずっと白くいればいいのに、周りが黒いから影響されてどんどんグレーになって、最終的に黒に近づいてしまう。

これで自滅していった人、めちゃくちゃ多いですよ

特にこのスマホとかが発達した社会だからこそ、本当に気をつけなきゃいけないことだと思います。

皆さんがちゃんと考えた答えは「イレギュラー」で正解

皆さんがちゃんと考えて、過去問とか模試とかから逆算して、「よしこれやろう、自分はこういう性格だからこれやろう」って言った時に、それが若干一般的な話からずれた勉強法だったとしたら——

それはあなたにとってはベストアンサーなんですよ

ちゃんと考えた上で、その答えがイレギュラーになることだってあるじゃないですか。

ただ、「他の人って大丈夫かな、このやり方で合ってんのかな」とかっていう動機で周りの人の勉強法見た時に、3、4人の例を見たら1人も自分と同じ人がいないって言った時に、「それでもいいや、これは自分にとって合ってる勉強だから」っていう風に言える人が少ない気がします。

たとえその勉強法があなたにとってフィットしてて、そのままやっていけばどんどん成績伸びるはずだったのに、他の人と自分がやってることが違うからっていうのが理由で勉強を変えてしまう人がすごく多かったように思います。

少なくともエッセンスの中にいた方には、それをやろうとした時、僕は全力で止めましたけど、「どうして今変えようとしてるんですか?」って言った時に、「自分以外の人がそれをやってなかったから」とかっていう説明だと、僕はもう一切納得しなかったんですけど——

やっぱり自分の知らないところで、割と浅い関係値の方々のお話を聞くと、それを繰り返してるんですよ。

3. 「サンプルが多い勉強法」に流される危険性

それ極論やっていくとどうなるかっていうと、自分に合ってるかどうかではなくて、サンプルが多い勉強法で固まっちゃうんですよ。やってる人が多い、長いものに巻かれる勉強になるんです。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」って言葉もあるじゃないですか。一人で赤信号渡るのは怖いけど、みんなで手繋いで渡ったら、みたいな。こういう集団心理ってあると思うんですけど——
結局、あなた赤信号渡ってるじゃんって話なんですよ。

本当は受験においては、怖いか怖くないかとか、そこが大事なんじゃなくて、あなたが目指している志望校に対してやっていることが噛み合っているのかでしかないじゃないですか。

噛み合っているなら、他の人が一切やっていない勉強でも、それをやらなきゃいけないんです。

ここが難しいところではあるんですよ。

考えれば考えるほど「他人とずれる」のは正常

僕が他の動画で言ってるやり方をやると、時にこういう答えになることもあります。

志望校これ、自分これ、逆算する。自分にとって性格とか勉強する環境とかから逆算して、「よし自分はこの参考書、こういう風にやろう」っていう風に答えを出した時に、その答えが本当にYouTubeとかでも見たことないようなやり方になることがあるんです。

そこに強い不安感はやっぱりつきまとうものだと思います。

ある程度そういう風に導き出しても、「いや、でもこういう風にやると成績伸びるんだ」っていう成功体験ある人はいいんですよ。他の人がやってなかったとしても、自分にとって必要だって信じられるんですけど——

やっぱり、考え方変えて自分で考えてみたはいいけど、やってる人少なすぎて正解かどうか分かんない、とかって思っちゃう人は、自分以外の誰かがそれをやっていない限り、それをやっぱり取り込みきれなくて、自分にあんまり合ってないけども「足跡がついた道」を選んじゃう

これなんとなく言ってる意味わかりますかね。

皆さんがしっかりと必要なところからデータを取って頭を使って勉強を考えれば考えるほど、個別性が出てきます。
これ言い換えると、他の人とずれる可能性が高まるってことです。
だから、他の人とずれた時とか、一般的に聞いたことない勉強法になった時に、不安にならないでください。
それはある種、自分がちゃんと頭を使って勉強を考えられている証拠だと考えていいと思います。

これやると落ちますよ、ってことじゃなくて、これがまず遠回りの第一歩だと思うんですよ。

怖いからとか、理由が合理的じゃないんですよ。やっぱり非効率になる人って、もちろん人間ってロボットじゃないから、そういうところもケアしながらの受験戦略なんですけど——ただの理想論ですよ、これは。本当この通りにならないのは分かってて、僕も言ってますけど——

極論、受験勉強をする上で最短距離で点数を上げていきたいんだったら、怖い道だとしても、ちゃんと情報揃えた中で自分にはこれが合ってるってものを信じるのがいいと思うんですよ。

そのサンプルが少なかったとしても、それはやっぱりあなたじゃない人だから当てはまる話であって、他の完璧主義な人たち向けに作られた勉強法を、自分みたいなざっくりした人が取るとストレスなんですよ。でやった人が多かったとしても、その人たちの世には伸びないんですよ。

やっぱりここを本当に吐き違えちゃいけないと思います。

4. 「調べる動機」を意識してください

喉が渇いたって言った時に、すぐ近くにある海水に飛びついちゃダメです。

冷静に、「これやるとこうなっちゃうな、ちょっと時間かかるけど太陽に当てて塩を取って真水を飲もう」っていう風に一呼吸を置かなきゃいけないと思います。

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