令和7年度リスニング問題解答・解説
リスニング問題では勉強量よりも解答技術が重要。選択肢を選ぶ際は話の内容を混同せず、消去法でありえない選択肢を切る。複雑な問題はメモで情報整理し、メイン情報とサブ情報を区別してどの情報が何と関連するかを正確に把握する。頭の中で情報の入れ物を作り、適切に分類する意識を持ちながら、スクリプト分析で仮説検証の改善サイクルを回すことが効果的。
こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。
今日は、令和7年度の共通テストリスニング問題を実際に解きながら、どういう着眼点で選択肢を切って、何を選びに行くのか――頭の中で起きていることを言語化してみました。
前回の動画ではリーディングを45分で満点取ったんですけど、リスニングってどう勉強したらいいのか、どういう解き方をしてるのかって、なかなか言語化して伝えることができていなかったんですよね。
なので今回は実際に手元動画を映しながら、リアルタイムで解説していきます。何かいいヒントを与えられたらなと思います。
この記事を読んでほしい人
・共通テストのリスニングで点数を伸ばしたい受験生
・リスニングの解き方・着眼点が分からない人
・勉強量は増やしてるのにリスニングが苦手な人
・英語の聞き取り能力を効率よく上げたい学習者
1. リスニングは「勉強量」より「解答技術」が9割
まず大前提として言いたいのは、リスニングって勉強量よりも解答技術の方が圧倒的に重要だということ。
もちろん最低限の単語力とか文法力は必要なんだけど、それ以上に「どう聞くか」「どう選ぶか」っていう技術面が得点を左右するんですよね。
今回、令和7年度のリスニング問題を解きながら気づいたのは、情報をごちゃ混ぜにしないことと消去法でありえない選択肢を先に切ること――この2つがめちゃくちゃ重要だってこと。
例えば第1問のイラスト問題。「I'd like that grey one, not the square one, but the other one with the white band.」って言われたとき、まず「square one」っていう情報で四角を除外できるじゃないですか。そこから「white band」で絞る。
こういう風に、ありえない選択肢から先に切っていくっていう意識を持つだけで、正答率がガラッと変わります。
2. 複雑な問題では「リアルタイムメモ」が必須
第2問や第3問あたりから、だんだん情報量が増えてきますよね。
例えば「Shall we take the Ocean View route? But we have to pick up Josh at the station. And we need gas, too. What about groceries? No, we're fine.」みたいな問題。
これ、頭の中だけで処理しようとするとマジで混乱します(笑)
だから僕はリアルタイムでメモを取るんですよ。「Ocean View」「Josh(駅)」「gas」「groceries(なし)」って箇条書きしていく。
で、選択肢と照らし合わせて「2番だな」って確定させる。
ポイント:メモは「情報の入れ物」を作る作業
リスニングで情報が流れてくるとき、頭の中で「誰が」「何を」「どこで」みたいな入れ物を作っておいて、聞こえた情報をパッパッとはめ込んでいくイメージ。これができると、情報がごちゃ混ぜにならない。
3. 「どの情報がどことくっついているか」を正確に把握する
リスニングでミスる最大の原因って、情報同士の関係性を間違えることなんですよね。
例えば第3問の問15。「男性と女性がそれぞれ何を集めているか」っていう問題で、「女性は海外の野球カード、男性は陸地の野球カード」みたいな情報が出てくる。
ここで「誰が何を」っていう関係性を正確に把握しないと、選択肢で混同しちゃうんですよ。
だから僕は聞きながら「女性→海外」「男性→陸地」って頭の中でラベリングしてます。
さらに言うと、メイン情報とサブ情報を区別するっていうのも超大事。問われてるのはメイン情報だけなのに、サブ情報に引っ張られて間違えるパターン、めちゃくちゃ多いんで。
4. 第4問以降は「図表の事前チェック」が勝負を分ける
第4問Aとかになってくると、グラフとか図表が出てきますよね。
ここで重要なのは、音声が流れる前に選択肢と図表をざっと見ておくこと。
今回の問題だと、「ライス・ヨーグルト・ブレッド・シリアル」の人気推移グラフとか、天気予報のスケジュール表とか。
僕は読む時間が短かったから完璧には読めなかったんだけど(笑)、それでも「ライスが特徴的で、一回下がって上がってる」みたいなポイントだけは押さえておく。
そうすると、音声で「Rice's popularity fell sharply at one point, but in 2024 it returned to about the same level as in 2021.」って言われたときに、「あ、これライスだな」って一瞬で判断できるんですよね。
図表問題は「視覚情報」と「聴覚情報」を紐づける作業なんで、事前に選択肢の違いを把握しておくだけで、正答率がめちゃくちゃ上がります。
5. 第5問・第6問は「講義型」「会話型」――情報整理の練習場
第5問以降は音声が長くなって、講義を聞いたり、複数人の会話を追ったりする形式になります。
ここで求められるのは、「誰が何を言っているか」「どの情報が問われているか」を整理する力。
例えば第5問の講義問題。「アメリカにおけるリギフティング(贈り物を別の人に再贈与すること)」っていうテーマで、調査結果とか文化的背景とかが説明されるんですけど、これ情報量がエグいんですよ(笑)
僕が意識したのは、「贈る側」「もらう側」「リギフターズ(再贈与する人)」それぞれの感情を分けて整理するってこと。
- 贈る側:リギフティングされることに抵抗がある人が多い
- もらう側:リギフトでも満足している
- リギフターズ:罪悪感を感じる傾向がある
この3つの「感情の入れ物」を作っておいて、音声で流れてくる情報を適切にはめ込んでいく。
で、選択肢を見たときに「あ、ここにはネガティブな単語が入るべきだな」とか「ここはポジティブな単語だな」って判断できるわけです。
第6問の会話問題も同じ。「誰がどういう意見を持っているか」「相手がどう反応するか」を整理しながら聞く。
これができると、「ケルシーさんが意見を述べて、ダンさんがどうするか」みたいな問題でも、迷わず正解を選べます。
6. スクリプト分析で「仮説検証サイクル」を回す
ぶっちゃけ、リスニングって「解いて終わり」じゃ全然伸びないんですよね。
大事なのは、解いた後にスクリプト(音声の文字起こし)を見て、「なんで自分はここで間違えたのか」「どの情報を聞き逃したのか」を分析すること。
例えば今回の問題で、僕が一瞬迷ったのは「サーファーが少ない」「波が1メートル」「海岸清掃がある」っていう3つの条件を満たす海を選ぶ問題。
最初は「波がちょっと小さいかな?」って思ったんだけど、よく聞いたら「波は1メートルで、人が少ない」って明確に言ってたんですよ。
こういう「聞き逃し」とか「勘違い」を、スクリプトを見ながら検証して、次の問題で改善する。このサイクルを回すことで、リスニング力は確実に上がります。
仮説検証サイクルの回し方
1. 問題を解く(自分なりの仮説で選択肢を選ぶ)
2. スクリプトを見て答え合わせ
3. 「どこで間違えたか」「どの情報を聞き逃したか」を分析
4. 次の問題で同じミスをしないよう意識する
これを繰り返すだけで、リスニングの精度がガンガン上がります。
7. まとめ:リスニングは「情報整理ゲーム」だと思え
今回、令和7年度のリスニング問題を解きながら改めて思ったのは、リスニングって「情報整理ゲーム」だってこと。
勉強量を増やすよりも、「どう聞くか」「どう整理するか」っていう解答技術を磨く方が圧倒的に効率いいんですよね。
以下、今回のポイントをまとめておきます。
- 選択肢を選ぶ際は、話の内容をごちゃ混ぜにしない――誰が何を言っているか、どの情報がどことくっついているかを正確に把握する
- ありえない選択肢から先に切る――消去法を活用して、選択肢を絞ってから正解を選ぶ
- 複雑な問題ではリアルタイムでメモを取る――頭の中だけで処理しようとせず、情報を視覚化する
- メイン情報とサブ情報を区別する――問われているポイントを見極めて、余計な情報に惑わされない
- 頭の中で「入れ物」を作る――誰が・何を・どこで、みたいな枠組みを用意して、情報を適切にはめ込む
- 図表問題は事前チェックが命――音声が流れる前に選択肢と図表の違いを把握しておく
- スクリプト分析で仮説検証サイクルを回す――解いて終わりじゃなく、なぜ間違えたかを分析して次に活かす
リスニングって、慣れれば絶対に得点源になります。ぜひ今回のポイントを意識しながら、練習してみてください。
動画でも詳しく話しています
今回の記事の内容は、YouTubeでも実際に問題を解きながら詳しく解説しています。手元動画を見ながらの方が分かりやすいと思うので、ぜひチェックしてみてください。
それでも「自分一人では設計しきれない」と感じたら
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