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英語2026年4月13日

大問5 長文読解 時系列並び替えと登場人物分析

英語長文読解では問題形式の事前把握が重要。時系列が複雑な文章では場面転換を意識し、確実な前後関係から順番を整理する。登場人物の基本情報はマークし、心情読み取りは文脈全体で判断。選択肢検討では否定文に特に注意を払う。

こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。

今日は、早稲田の過去問演習でよく出てくるタイプの英語長文読解問題を解説していきます。テーマは「時系列がバラバラの物語文をどう整理するか」と「登場人物の情報をどう処理するか」です。

この動画では、実際に大問5の長文を最初から最後まで読みながら、僕がどういう風に考えて情報を整理しているのか、頭の中をそのまま実況しています。ぶっちゃけ、こういう「読みながら考える」プロセスを見せる動画って少ないと思うんですけど、これが一番参考になるはずです。

この記事を読んでほしい人
・英語長文で登場人物が複数出てくると混乱する人
・時系列が前後する文章が苦手な人
・「読めてるつもりだけど問題が解けない」という人
・早稲田レベルの長文読解力を身につけたい人

1. 問題形式は先に把握する。でも選択肢の中身は見すぎない

まず、長文を読み始める前に必ずやっておくべきことがあります。それは「どういう形式の問題が出るのか」を確認することです。

今回の大問5だと、こんな感じの問題が並んでいました:

  • 時系列を並び替える問題
  • 登場人物のプロフィール(年齢・職業)を答える問題
  • 登場人物が何を成し遂げたのかを問う問題
  • 登場人物同士の関係性を問う問題

こういう「出題形式」だけは先に把握しておくんです。でも、選択肢の中身まで詳しく読むかどうかは人それぞれです。

僕の場合、選択肢を先に見ちゃうと「その周辺ばっかりから情報を取っちゃう」癖があって、かえって文脈がつかみにくくなることが多かったんですよね。だから、形式だけ理解したら自然体で読み進めていました。

これは好みの問題なので、自分に合ったやり方を見つけてください。ただ、「何が聞かれるか」を知らずに読むのは絶対NGです。

2. 登場人物の基本情報は線を引いて確実にマークする

今回の長文には、マキ(Maki)、タクヤ(Takuya)、カスミ(Kasumi)という3人の登場人物が出てきます。こういう物語文では、登場人物の基本情報を最初に押さえておくことが超重要です。

具体的には、こんな情報が出てきたら必ず線を引いてマークします:

  • 年齢(「19歳の時に」「20年ぶりに」など)
  • 職業(レストランを手伝い始めた、俳優を目指した、など)
  • 出身(同じ高校、演劇部、など)

例えば、マキは「19歳の時に家族のレストランを手伝い始めた」という情報が出てきます。これは後で年齢を計算する時に使える情報なので、絶対に見逃しちゃダメです。

あと、「高校を卒業してから20年ぶりの同窓会」という情報も出てきます。これも年齢計算のヒントですよね。高校卒業が18歳前後だとして、そこから20年経ってるってことは、現在は30代後半ってことになります。

こういう計算って、その場でパッとできるようにしておかないと、後で「あれ、何歳だっけ?」ってなって本文を行ったり来たりすることになります。マジで時間の無駄なので、基本情報は読んだ瞬間にマークして頭に入れる。これ鉄則です。

3. 時系列が前後する文章では「場面転換」を意識する

今回の長文、めちゃくちゃ時系列が行ったり来たりするんですよ。現在のレストランでの会話→過去の回想→また現在→さらに過去、みたいな感じで。

こういう時に大事なのが、「今どの時点の話をしているのか」を常に意識することです。

具体的には、こんなサインに注目します:

  • 「場面が変わる」という記述
  • 過去形と過去完了形の使い分け
  • 「その時」「その後」「以前」といった時間を示す言葉
  • 電話のシーン→回想→また電話に戻る、といった構造

例えば、カスミがタクヤの成功を新聞記事で見るシーンがあります。この後、「as you reflect on your past(過去を振り返る)」という表現が出てきて、ここから回想シーンに入るんですよね。こういう文法的なヒントを見逃さないことが大事です。

僕は読みながら、頭の中で「このシーンは現在、これは過去、これはさらに昔」みたいに整理していきました。ぶっちゃけ、これやらないと時系列並び替え問題とか絶対解けないです。

3-1. 「確実な前後関係」から順番を決めていく

時系列並び替え問題って、5つの選択肢から4つ選んで並べる、みたいな形式が多いんですけど、これも「確実にわかる前後関係」から埋めていくのがコツです。

今回でいうと、こんな感じで整理しました:

  1. マキが19歳の時、父親が病気になってレストランを手伝い始めた(確実に最初)
  2. タクヤが俳優業を諦めて戻ってきて、マキがコーヒーショップの仕事を紹介した
  3. タクヤが1年働いた後、独立してコーヒービジネスを始めた。マキが宣伝を手伝った
  4. カスミが着実にキャリアを積んで副社長になった

この中で、「1番が最初」っていうのはほぼ確実ですよね。だって、物語がここからスタートしてるから。こういう「絶対にこれ」っていう部分を先に固めて、残りの選択肢を本文から根拠を探しながら埋めていくんです。

ちなみに、タクヤの独立とカスミの昇進、どっちが先かって問題があったんですけど、これは本文の記述から判断できます。タクヤは「高校卒業→俳優挑戦→1年で諦める→コーヒーショップで1年働く→独立」という流れで、割と早めに行動してるんですよね。一方、カスミは「着実にキャリアを積み重ねて副社長まで昇進」って書いてあるので、時間がかかってることがわかります。だから、時系列的にはタクヤの独立が先です。

こういう細かい読み取りができるかどうかで、正答率が変わってきます。

4. 登場人物の心情や関係性は「文脈全体」から読み取る

今回の長文、最後の方で超いいシーンがあるんですよ。タクヤとカスミがマキのレストランに来て、「お前、他人の長所を見つけるのは上手いのに、自分自身の魅力に気づいてないよな」って指摘するシーンです。

ここで使われている表現が「The irony is that...(皮肉なことに)」なんですけど、これって批判じゃなくて、友人としての励ましなんですよね。

こういう表現って、単語や文法だけ見てもわからないんです。「文脈全体で何を伝えたいのか」を考えることが大事です。

この場合、タクヤとカスミは「マキに助けられた恩を返したい」って思ってて、だからこそ「お前は他人の才能を見出すのが得意なんだから、カウンセリングとか向いてるんじゃないの?大学行けよ、俺たちが応援するから」って言ってるわけです。

こういう「言葉の裏にある気持ち」を読み取る力が、早稲田レベルの長文読解には求められます。

4-1. 否定文には特に注意を払う

選択肢を検討する時、否定文から始まる選択肢は特に注意深く見る必要があります。

例えば、「マキは大学の学位を取得した」という選択肢があったとします。でも、本文では「これから大学に行こうかなと考えている」という段階で終わってるんですよね。つまり、まだ取得してないわけです。

こういう「やろうとしている」と「やった」の違いとか、「〜しなかった」という否定の情報って、めちゃくちゃ引っかけポイントになりやすいです。

だから、選択肢を見る時は「本文に明確に書いてあること」と「推測でしかないこと」を区別する癖をつけてください。これができるようになると、正答率が一気に上がります。

5. 登場人物の「貢献」を問う問題は、具体的な行動を探す

最後に、「マキが他の友人たちに何をしてあげたか」を問う問題がありました。こういう問題は、具体的な行動や発言を本文から探すのがコツです。

今回でいうと:

  • タクヤに対して:コーヒーショップの仕事を紹介した、独立を後押しした、自分のレストランでタクヤのコーヒーを使って宣伝してあげた
  • カスミに対して:「あなたはメイクアップの才能があるから、美容業界でワークショップをやったらどうか」とアドバイスした

選択肢の中に「ビジネスのアイデアを教えた」とか「機材を買ってあげた」みたいなのがあったんですけど、これは本文に書いてないんですよね。タクヤは自分でロースターを買ってるし、ビジネスモデルも自分で考えてます。

こういう「本文に書いてないことを選択肢に混ぜる」っていうのは、早稲田が大好きな引っかけパターンです。マジで注意してください。

まとめ:時系列整理と登場人物分析のポイント

今回の記事をまとめると、こんな感じです:

  • 問題形式は先に把握する。ただし、選択肢の中身を見すぎるかどうかは好み
  • 登場人物の基本情報(年齢・職業)は線を引いてマークする。後で使う
  • 時系列が前後する文章では、場面転換のサインを見逃さない。「過去を振り返る」とか、過去完了形とか
  • 時系列並び替え問題は、確実な前後関係から埋めていく。不明な部分は本文から根拠を探す
  • 登場人物の心情や関係性は、文脈全体から読み取る。単語だけじゃわからない
  • 否定文や「やろうとしている」系の表現には特に注意。引っかけポイントになりやすい
  • 「貢献」を問う問題は、具体的な行動を本文から

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