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勉強法2026年4月13日

参考書のやり方に正解はない!目的を明確にして効率的に勉強する方法

参考書には決まったやり方は存在せず、自分の課題や目的に応じて使い方を決めるべきである。例えば歴史の一問一答で関連知識が不足している場合は、通常とは逆に答えから問題文を説明する方法が効果的。重要なのは「一時が万事」の考え方で、まず1回あたりの勉強の質を検証してから量を増やすこと。赤本で課題を明確にし、参考書で対策する循環を作り、全ての勉強に明確な意図を持つことが成績向上の鍵となる。

こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。

今日の動画、めちゃくちゃ大事です。マジで。

大学に入った後にいろんな人と会話したり、今僕のオンラインコーチングで6年間くらい700人以上いろんな人とマンツーマンで話してきて、受かる人と落ちる人を明確に分かつ部分だなと思う内容を今日は話します。

テーマは、「参考書のやり方に正解はない」という話です。

この記事を読んでほしい人
・参考書の効率的な使い方を知りたい受験生
・勉強しているのに成績が伸び悩んでいる人
・学習計画を見直したいと思っている人
・「この参考書はどうやって使えばいいですか?」と質問したくなる人

1. 参考書のやり方は「目的」が先行しない限り決まらない

まず1つ目の大事なポイント。何かしらの参考書のやり方っていうものは存在しないと僕は思ってます。

「実況中継の使い方が分かりません、やり方を教えてください」「一問一答の回し方を教えてください」「単語帳の効率のいい覚え方を教えてください」

こういう質問、めちゃくちゃいただきます。でも心の奥底では、それは回答不可能だろうって思いながら読んでます。

なぜかっていうと、参考書をどういう風に扱うかって、目的が先行しない限り決まり得ないからです。

歴史の一問一答を例に考えてみる

例えば歴史の一問一答を例に出すとします。

言葉は覚えてるんだけど、それに紐づく場所・年号とか関連する知識の理解が甘いっていう課題を抱えてる人は、一問一答をリード文読んで右の単語答えるっていうやり方じゃなくて、右側の単語を逆に見て、左側に書かれているリード文の要素をわーっと自分自身に説明できるかっていう運用した方が絶対に効率いいんですよ。

だって元々右側の単語ってのは知ってるんだけど、その人の課題っていうのは、その単語に紐づく知識の厚さ不足とか、他の知識・他の事象を絡めた体系的なインプットができてないっていうものでしょ?それを本人も理解してるんだとしたら、「一問一答のやり方を教えてください」じゃなくて、「自分はこういう課題がある。正誤問題で聞かれた時にちゃんといろんな角度から判別ができるように、年号・場所とか関連事項を覚えたい」っていう目的を先行させるべきなんです。

そうしたら、じゃあ一問一答は右側をあえて見て、左側のリード文の内容を赤シートで隠すなり、または自分でペラペラ喋るなりっていう形でやっていくと改善されるなっていう期待が持てるじゃないですか。

こういうのがまず納得感を持った勉強につながるんですよ。自分はここが悪いから、この参考書をこう使ったら良くなりそうだ。これめっちゃ大事です。

「参考書とやり方がセット」という考え方は危険

それも考えずに、「一問一答はこの時期はこういう風なやり方を1日15ページ進めましょう」とか、誰にでも当てはまるし、しかも誰でもなんか実践できそうな言葉を皆さん鵜呑みにして、なぜかその通りにやる。で、伸びない伸びないって悩むんです。

参考書とやり方がセットっていう風に考えるのは楽なんだよ。だからそうやって欲しいじゃない。この参考書はこういう風にやるルールですってのが決まってたら、考えなくていいんだもん

でも、そういう考えなくていい勉強があなたを不合格に突き落とします。マジで。

これは他の参考書も何でもそうですよ。赤本のやり方、復習のやり方とか、「○○のやり方を教えてください」っていう質問は成立しないと思います。

君が今どういうところに課題を感じていて、それをどうしたいのか教えてくれないと、「君がそうしたいんだったら、ここはあえてこうした方がいいよ」っていう会話が初めてそこで成立するじゃない?

重要な考え方
自分がどうしたいのかとか、何に問題意識を持っているのかっていうのも置いておいて、「持っている参考書はこれです。それぞれのやり方を教えてください」なんて成立しないんです。

だから皆さんも今、自分が持っている参考書の中で、自分の問題意識とか何のためにやるんだろうってのを考えずになんとなく20ページとかでぶった切って毎日ぐるぐる回してる人いたら、それは見直してください。

やり方もそうだし、量もそうだし、タイミングもそう。そもそもその参考書を今扱うべきかっていう大きな問題も含めて、自分の中でその参考書をそういう風にやる必要があるなと思ったものだけやらないとモチベが切れるんです。

2. 一時が万事:1回あたりの質を検証してから量を増やす

2点目、この動画のメインです。

皆さん、「一時が万事」っていう言葉聞いたことありますか?個人的に受験勉強って本当この言葉が全てかなと思ってます。自分が今仕事でお世話になっている方にもよく言っていただいている言葉なんですけども。

受験勉強は「1回の行動×回数」で成り立っている

一問一答とかでもそうだけど、これをこのやり方でやるっていうのが、1ページに10問とか20問とか並んでて、それをさらに何ページもやるっていうものが多いじゃないですか。単語、熟語、文法、一問一答とか何でもいいんだけど。

受験勉強って結局、一つのユニットというか一つの行動の掛け算で成り立っているなって思うんですよ。

一問一答も、リード文を見て右側の単語を答えるっていうこの一つの行動 × 100問が、一問一答をやるっていう一つの勉強のスロットになるじゃないですか。

っていう中で、成績が伸び悩んでたりとか、もうちょっと何かを良くしたいなって考えるときに、1回あたりどうやってるのかを無視して量ばっか調整するのって全然意味わかんないよね。

1回あたりにやってることが全然的外れだったら、的外れな行動 × 100問をやって、時間引き伸ばして2時間経過とか結果になってるんですよ。

なのに分析もせずに、「うーんこれだと伸びないから2時間は3時間にしてみようか」って言って、結局この一番問題がある1回あたりのスカスカな内容、もう惰性で決めちゃってる方法論っていうのを、今まで100やってたものを150とか200に引き伸ばすっていう決断をしちゃって、全然成績が伸びない。かける時間は増えるけども成績が伸びない。

この原因は、勉強量に問題があるっていうことじゃないなってわかるじゃないですか。

まず小さくABテストをする

逆に言うと、さっきの1点目にもつながるからこういう順序で話してるんですけども、自分は今ここを埋める必要があるっていうものをしっかりと意識して、周りの人は左から右の順番でやってるけど、自分は逆に右から左の順番でやった方が成績が伸びるなっていう風な仮説に基づいて一問一答をそういう意識でやるとするじゃないですか。

これって1回あたりでちゃんと自分に必要なものの吸収ができてるでしょ?

まずこれをちっちゃく実験するんですよ。

いきなり100とかやる前に、よく言われるABテストみたいな感じで、従来のやり方と今回新しくやろうとしているやり方で、もう20問ずつとかでいいんですよ。やってみた結果、どっちの方が頭に残りやすいかなとか、どういう風に今までなかったものが入ってきたかなっていう結果が見れるじゃないですか。

その結果、新しい試みの方が良かったならば、それを次50問にしてみよう、100問にしてみようって、初めてボリュームがついてくるんですよ。

一時が万事の考え方
まず最初にするべきは、自分がとっている1回あたりの行動がちゃんと的を得ているか、自分にとって有効かの検証です。この1回転は問題ないってなったら、それを2回転しても問題ないじゃない。単純に効果が2倍になるでしょ。それを3倍4倍5倍増やしていくイメージです。

「何ページやればいいですか?」は的外れな質問

「一問一答で何ページやればいいですかね」って質問は、すごく筋が悪くなるんですよ。

大事なのは何ページやるかじゃなくて、1問あたりその人がどういう意識でどういう風にその問題に立ち向かっているのか。ページ数って結局それの掛け算でしかないから。

正しい行動をしていればそれを単純に増やせばいいんですけど、この1回あたり何をしているのかっていう問いなしに、何ページやるとか何時間やるとかっていう目的が先行することってありえないと思います。それは全部結果だから。

1回あたりやっていることが有効で、自分にプラスになるっていうことが分かったならば、それをなるべく多く。これ全部でもそうですよ。

3. アウトプット参考書からもインプットする発想

インプット系に関わらず、アウトプットもそうです。

例えばやや脱線するかもしれないですけど、皆さん、アウトプットの参考書で「頭の中にあるものを吐き出す場」っていう風に勝手に決めちゃう人が多いんですけど、僕なんかもう時間なかったので、アウトプットからもインプットしてやろうと思ってやってました。

資料問題とかにがっつり対策する時間がなかったから、アウトプットの参考書で出てきた資料、結局解答終わった後に解説ついてるじゃない?「この年代のこういう資料があるのか」「こここういう内容ね」「普段いつも一問一答でやってるあの人物がこういう風な書かれ方してるのか」とか。

アウトプットの参考書っていう建前なんだけど、自分からしたらそれは教科書とか実況中継とか一問一答と同じような感覚で、吸収できるものはしようと思ってそういう意識でやる。

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