良い勉強の3つのポイント - 持続可能な学習方法
良い勉強には3つの要素が必要:①方向性の正しさ(志望校に向けた適切な学習内容)、②実行力(計画の確実な実施)、③持続可能性(疲労を翌日に持ち越さない学習)。闇雲な長時間学習より、方向性を定めた効率的な学習が重要。毎日この3点で指差し確認することで不安が解消され、PDCAサイクルによる継続的改善が可能になる。
こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。
今日は、僕が受験生だった時にめちゃくちゃ意識していた「良い勉強」の定義についてお話しします。
直前期になると、焦りから「とにかく長時間やればいい」「根性で乗り切る」みたいな思考停止モードに入る人が増えてくるんですよね。でも、闇雲に15時間勉強した人より、方向性を定めて6時間勉強した人の方が、確実に志望校に近づいています。
この記事を読んでほしい人
・毎日長時間勉強しているのに不安が消えない人
・「これで本当に合格できるのか?」と疑問を感じている人
・勉強の質を高めたいけど、何をチェックすればいいか分からない人
・計画の立て方や振り返り方に悩んでいる人
1. 良い勉強の3つのポイント
僕が受験生だった時、「明日もまた今日みたいな良い勉強がしたい」と思える日は、必ずこの3つが揃っていました。
- ①方向が正しいこと
- ②決めた方向にちゃんと進めたか
- ③持続可能性のある勉強ができたか
これだけです。シンプルですよね。
でも、多くの受験生はこのうち②の「アクセルを踏む」ことだけに必死で、①のハンドル操作と③の燃費管理を完全に忘れている。だから、「15時間勉強した!」ってスッキリした気持ちで寝るみたいなコメントを見ると、僕は正直気持ち悪いんですよ。
待って、その15時間、どの方向に進んだの? もしかして東に15時間進んじゃってない? 行くべきは西なのに、って。
2. ①方向が正しいこと:ナビを使って目的地を設定する
これは他の動画でも再三言っていることですが、自分が将来的に解けるようになりたい問題から逆算して、今日やるべきことを決めるってことです。
赤本から逆算する思考法
例えば英語で、赤本を解いていて文章挿入問題が苦手だとします。
- なぜ苦手なのか? → 前後の文章をしっかり読めていないから
- なぜ読めないのか? → ちょっとした倒置や強調構文があると、メインの動詞がどこか分からなくなる
- じゃあどうする? → ネクステのこのセクションをやり直そう
こういう風に、志望校の問題を解けるようになるためのアクションとして、今日やることが繋がっているかどうか。これが方向性です。
「1日何ページを何周しよう」とか、目的を置いておいてボリュームが先行する進め方をしていないか? ここを常にチェックしてください。
3. ②決めた方向にちゃんと進めたか:アクセルを踏む
方向が定まったら、次は実行です。
よし、自分にはこれが必要なんだって洗い出しても、実際にペンを握って勉強するっていう行為ができてなければ前進がないわけです。ハンドルを握って、道路の上にいて、看板も見えているのに、アクセルを踏まなかったらその場に立ち往生しちゃってる。
ここは多分、皆さん大丈夫だと思います。逆に言うと、ここを「ハンドルを度外視してただ手放し運転でアクセル踏みまくってる人」が多いので、問題はここじゃないんですよね(笑)
4. ③持続可能性のある勉強:翌日に疲れを持ち越さない
意外と大事なのがこの3つ目です。一言で言うと、翌日に疲れを持ち越さない勉強になります。
その日1日ターボ発動するのは簡単
後先考えずにガムシャラに、燃費も考えないでフルスロットルかますのは簡単なんですよ。でも問題は翌日以降なんです。それを毎日できるのか、っていう話。
受験が明日に控えてて明日に向けてガッて詰め込むならまだ分かるけど、少なくとも明日受験の人ってほとんどいないじゃないですか。まだ自分の本命の大学が先に控えてる中で、今ここでターボかましていいの?
持続可能性を高める具体的な方法
方法はいろいろあります。正解はないので、皆さん試行錯誤してほしいんですけど:
- お昼ご飯食べた後に仮眠する
- 1回あたりの勉強時間を40〜50分で区切って、10分間の休憩を挟む
- 1ユニットあたりでも疲労が残らないようにする
勉強っていうのは、1日で終わるものじゃないんです。明日も続いていくし、今日やれて方向も正しかった、うまく進めたっていうのは、明日もやらなきゃいけないこと。
でも今日、全体の工程を考えずにフルアクセルしてヘトヘトになって、モチベ切れを起こして、次の日チーン…みたいな人もいるじゃないですか。ガーッとできなかったら「十分ダメだ」って思って、その気持ちを切り替えてスタートダッシュに失敗して、さらに「昨日みたいにできなかった」っていう事実に再度ショックを受ける…。
こういう負のループに入るんですよ、持続可能性の低い勉強って。
良い勉強の定義
方向が正しい+ちゃんと進めた+途中途中休憩を取りながら疲れが残らないように1日を締めくくれた。
この3つが揃って初めて、「今日、俺はいい勉強できたな」って思って床に入れるわけです。
5. 指差し確認が不安を消す
「自分が進んでる方向、間違ってるのかな…」って不安にならなかったのは、僕が1日1日この3つのポイントで指差し確認をしていたからです。
- 方向、合ってる? → よし
- スピード、大丈夫? → よし
- スタミナ、あった? → よし
指差し確認をして進んでる自分に対して、不安なんてないんですよ。
指差し確認をしないのに、ずっとアクセルだけ吹かしてるから不安になるんです。不安になる、どうしたらいいんですかって言ったら、「確認してください」だけです。人に聞くことじゃないです、それは。
自分は皆さんの机の上での状況、全く見えないわけですから。不安になった自分の不安を解消できるのは、ご自身の指差し確認のみだと思いますよ。
6. PDCAサイクルを24時間単位で回す
これは昔動画で上げたPDCAサイクルっていうのにも関わる話なんですけど、PDCAなんて向く対象によってスパン変わるんですよ。
- 暗記系だったら、ぶっちゃけ4〜5分で回るものもある
- 自分の生活スタイルや休憩の取り方っていう大きいテーマに対しては、24時間ずつ試していかないと何がいいのか分からない
僕は数ヶ月走り抜けて振り返るんじゃなくて、1日1日やる中で「昨日より成長したな」を確認して、明日の計画を改善するようにしてました。
僕の実例:定常暗記と赤本のバランス
朝起きた瞬間、昼飯後、夜飯後、寝る前の4回で、単語・熟語・古文単語・日本史一問一答・年号とかのシンプル暗記を「定常暗記」として回す。これはもう計画にも入れない時がありました。当たり前すぎて、これらをやらない日なんてないと思ってたし。
やりつつプラスアルファで、「最近覚えてる量が増えてきたから、やっても疲れないんだよな」っていう状況を踏まえて、「今までやってこなかったけど、じゃあ午前いつも通り赤本やったら、午後お昼ご飯食べた直後も赤本の2科目目できちゃうかも」とか。
こういう風に、24時間で1回ずつ勉強スケジュールっていう大きいものに対しても、改善のサイクルが回るようにはしてましたね。
7. 自分の計画に「これって言える」ようになろう
自分の計画、「なんでこれ?」って言えないんだったら、ぶっちゃけダサいじゃないですか。それっぽさで選んじゃったんじゃない? じゃあどうあるべきなの? とか。
やっぱり自分の中で問答していかなきゃいけないと思いますね。他の人に指摘される前に。本来は、これはすごく大事なことだと思います。
まとめ:良い勉強の3ポイントで毎日を振り返ろう
改めて、良い勉強には3つの要素が必要です:
- ①方向が正しいこと:志望校の問題から逆算して、今日やることが繋がっているか
- ②決めた方向にちゃんと進めたか:計画を立てるだけでなく、実際にペンを握って勉強する行為を実行したか
- ③持続可能性のある勉強ができたか:翌日に疲れを持ち越さず、明日も同じクオリティで勉強できる状態で1日を終えられたか
正直、自分の向かっている先が合っているのかとか、不安になってそこに対してどうにも自分の中で消化ができない方がいらっしゃれば、一旦この3つのポイントで自分の勉強を振り返ってみてください。少しは良くなると思います。
闇雲に長時間勉強することが美徳じゃない。方向性を定めて、しっかり進んで、明日も続けられる。この3つが揃って初めて、「良い勉強」なんです。
動画でも詳しく話しています
この内容は動画でも解説しています。文章で読むのとはまた違った学びがあると思うので、ぜひ合わせてご覧ください。
それでも「自分一人では設計しきれない」と感じたら
ここまで読んで、「方向性の確認、大事なのは分かった。でも自分一人でちゃんとできてるか不安…」と感じた方もいるかもしれません。
Essenceでは、あなたの現状と志望校を踏まえて、3つのポイントすべてを満たす学習計画を一緒に設計するサポートをしています。毎日の指差し確認を、コーチと一緒に行うイメージです。
まずは無料相談で、あなたの勉強の「
動画でも詳しく話しています
この記事のベースになった動画はこちらです。ニュアンスやリアルな語り口を知りたい方はぜひ視聴してみてください。
ESSENCE COACHING
この記事の"実践"を、
あなたの受験に落とし込む。
Essenceでは、志望校と現状の差分を数値化し、
残された時間から逆算して毎日のタスクまで設計する
大学受験オンラインコーチングを提供しています。