受かる人と落ちる人の勉強計画の決め方の違い
受験で合格する人と不合格の人の違いは、勉強計画の立て方にある。落ちる人は勉強時間やページ数を先に決めて内容を後から詰め込むが、受かる人は自己分析で弱点を特定し、必要な勉強内容から逆算して計画を立てる。時間消化ではなく目標達成を重視し、短時間の実験で自分に合う勉強法を見つけることが重要。
こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。
今日は、エッセンスを6年間やってきて累計700人以上の受験生を見てきた中で、受かる人と落ちる人で決定的に違うポイントを見つけたので、それについてお話しします。
テーマは、「勉強計画の立て方」です。
これ、マジで差が出るんですよ。同じ12時間勉強しても、受かる人と落ちる人がいる。その理由がここにあります。
この記事を読んでほしい人
・勉強時間は確保できているのに成績が伸びない人
・計画を立ててもうまく実行できない人
・「何時間勉強した」という時間でしか自分を評価できていない人
・勉強法に迷っている人
・マーチや早慶などの難関大を本気で目指している人
1. 落ちる人の勉強計画:「時間」や「ページ数」が先行している
まず、落ちてしまう人の勉強計画の立て方から見ていきましょう。
こういう人たちって、「英語を3時間やる」「古文単語を4時間回す」「今日は○○ページやる」みたいに決めるんですよね。
で、友達に「昨日12時間勉強した」ってマウント取ったりする(笑)。
でもこれ、何が問題かって言うと、時間やページ数を消化することが目的になっちゃってるんです。
「英語長文の参考書を3時間やる」って決めたとき、その勉強がちゃんとできたかどうかを判断する軸が、「3時間経過したかどうか」だけになってるんですよ。
これ、めちゃくちゃ危ないです。
だって、その3時間で、あなたに必要なものを必要な順番にやれたかどうかっていう視点が完全に欠落してるから。
時間が経てばOK、ページ数を消化できればOK。そういう性質の勉強計画になっちゃってるんです。
時間軸が先行すると、中身が形骸化する
「12時間勉強する」って先に決めて、後から「じゃあ何やろうかな」って考えると、中身が形骸化しちゃうんですよね。
英単語2時間、国語3時間、数学4時間…みたいに、優先度も考えずにパズルのように組み合わせて、12時間になるように調整する。
でもこれって、「12時間勉強をどうしたらできるか」を考えているだけであって、自分の成績を伸ばすのに本当に12時間が必要かどうかって疑うタイミングがないんですよ。
結果として、長い時間勉強してるのに不合格になる、っていうパターンを繰り返してしまう。
2. 受かる人の勉強計画:「自己分析」から必要な勉強内容を特定する
じゃあ、受かる人はどうやって計画を立てているのか。
結論から言うと、自己分析から入るんです。
弱点をツリー状に分解していく
例えば、英語長文で「文挿入の問題が苦手だな」って思ったとします。
受かる人は、そこで終わらないんですよ。
- 文挿入が苦手ってことは、括弧で抜かれてる前後の文脈を掴めていない
- 文脈をつかめていないってことは、前と後の文章それぞれを読解できていない
- 一つの文章を読解できない原因って何だろう?
- 単語力不足?
- 熟語力不足?
- 解釈力不足?
- 文法知識の欠落?
こんな感じで、弱点を細かくツリー状に分解していくんです。
で、その中で「単語は何時間もやってきたし、こういう意識で回して、曖昧なものはほとんどない。だから単語の可能性は極めて低い」って判断する。
「熟語はあんまりやってなかったな。多分熟語だ。でも熟語だけじゃなくて、文法も意外とできてるけど、解釈の技術、特に倒置とか強調が絡むと解釈できないことが多い」
こういう風に、今の自分がどこに弱みを感じていて、それが弱いってことは何が不足しているのかを明確にするんです。
目標達成を先行させ、時間はストッパーとして使う
そこから計画を立てるとき、こうなります。
「じゃあ、英語の解釈の参考書を倒置と強調に絞った上で、既視感が出るまで今日は進んでみよう」
これが目標設定です。
で、それが1周で終わるかもしれないし、3周やって結果1時間かかるかもしれない。でも、既視感が出たらそれでOKなんですよ。
ただし、他の勉強時間を圧迫しちゃうから、「2時間を超えるようだったら強制的にストップして明日に繰り越そう」って、ここで初めて勉強時間を引き合いに出すんです。
つまり、やりたいことベース・必要性ベースで考えるけど、時間は他の優先度高いものに影響が出ないためのストッパーとして使う。
逆に言うと、2時間もかからずに目標達成できたら、それ以上やらなくていい。空いた時間で次の優先度のタスクに進めばいい。
3. 同じ12時間でも、順番が違うと結果が真逆になる
ここが超重要なんですけど、同じ12時間の勉強でも、考え方の順番が違うと結果が真逆になるんですよ。
伸びるパターン:自己分析ベースの勉強を積み重ねた結果としての12時間
自分に必要なものを考えて、組み合わせて、反復していった結果、トータルすると12時間になった。これはOKです。
だって、必要なものを入れた結果なんだから。
伸びないパターン:12時間という枠を先に決めて、後からアイテムを詰め込む
逆に、「12時間以上勉強する」って先に決めて、後から「じゃあ何やろうかな」って考えると、中身が形骸化する。
優先度も考えずに、英単語2時間、国語3時間…って、12時間になるようにパズルを組み替えていく。
これだと、「12時間勉強をどうしたらできるか」を考えているだけで、自分の成績を伸ばすのに12時間が本当に必要かどうかを疑うタイミングがないんです。
全然順番が違うんですよね。
4. 勉強法の正解は、人それぞれ。だから「実験」する
ここまで読んで、「じゃあ、どの勉強法が正解なの?」って思った人もいるかもしれません。
でも、勉強法そのものに絶対的な正解とか悪とかはないんですよ。
この人にとってはベストアンサーでも、他の人には当てはまらないことだってあるし、その逆もある。
何をどうやるかっていうのは、フィット感の問題なんです。
頭で考えても答えは出ない。だから短時間で実験する
そういう制約がある以上、頭で考えても結論はほとんど出ないと思います。
だから、やってみて、その結果をもとにAとBどっちがいいかを比較すればいいんです。
で、それぞれに何日もかける必要はなくて、15分ずつやれば結果が出ることがほとんどなんですよ。
小さく実験して、「こっちの方がいいな」って残したら、あとはそれを次の日から何十周、何百周って反復させていけばいいだけ。
1回あたりの方向性が分かれば、あとはその方向に距離が伸びていくだけなので、最初から長い距離でテストする必要はないんです。
5. 「2000円のラベル」に踊らされるな
ちょっと分かりやすい例を出しますね。
例えば、本来の価値が200円の物に「2000円」ってラベルが貼ってあったとします。
で、誰かが「俺それ2万円で買ったわ」って言ったら、「俺も買ったぜ」ってマウント取る人がいる。
でも、その物の本当の価値は200円分なのに、2万円っていう実際の価値からかけ離れた金額を払えるっていう自分のステータスに安心したいだけなんですよね。
「12時間勉強した自分、偉い、すごいでしょ」って言ってる人も、これと同じなんですよ。
本当に自分がやったことが12時間分かかる価値があるのかどうかっていうのを、完全に忘れてる。
実際、今までエッセンスに入ってきた人と話してても、「それってぶっちゃけ、こういう風にやったら1〜2時間で終わるものじゃないですか?」って思うことがかなりあったんです。
12時間やったって言ってるけど、本当に12時間もかけるもの? それ2時間で終わって、残りの10時間休憩したとしても、進む距離変わらなくない? って。
だから、勉強時間だけで勉強の良し悪しを決めるのは、本当に危ないと思います。
まとめ:勉強計画の立て方で、受験の結果は大きく変わる
最後にまとめます。
- 時間やページ数を先に決めるのではなく、自己分析から必要な勉強内容を特定する
- 弱点を細かくツリー状に分解し、根本原因を特定してから対策を立てる
- 目標達成を優先し、時間制限は他の勉強への影響を防ぐためのストッパーとして使う
- 勉強法の正解は人それぞれ。だから短時間で実験して、自分に合う方法を見つける
- 必要な勉強を積み重ねた結果の勉強時間と、時間を先に決めてから内容を詰め込むのは全く別物
今の時期なら、まだまだ軌道修正できます。
「やばい、自分だ」って思った人は、ぜひ今日から考え方を変えてみてください。
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