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一般2026年4月16日

受験生の1日の勉強スケジュールと参考書との向き合い方

元自衛隊員で早稲田大学に合格したコーチが、実際の受験時代の1日の勉強スケジュールを公開。暗記物を1日4回繰り返し、参考書に終わりはないという考えで継続的にメンテナンスすることの重要性を強調。通史や参考書を終わらせることより、確実に頭に知識を入れることを重視し、悩む時間があるなら勉強を始めることを推奨している。

こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。

今日は、僕が実際に受験生時代に使っていた1日の勉強スケジュールを公開しようと思います。

よく「この参考書の使い方を教えてください」とか「通史っていつ終わらせるべきですか?」みたいな質問をもらうんですけど、正直、そういう表層的な事実にとらわれすぎてる人が多すぎるんですよね。

この記事を読んでほしい人
・参考書をどう使えばいいか迷っている人
・通史や暗記物の進め方が分からない人
・1日の勉強スケジュールが組めない人
・「参考書を終わらせる」ことに執着している人
・成績が伸び悩んでいて、何をすればいいか分からない人

1. 僕が実際に使っていた1日の勉強スケジュール

まず最初に言っておくと、僕は元陸上自衛隊員で、1年間自衛隊に行ってたんですよ。だから受験生としては現役で早稲田に入ってるんだけど、年齢的には一浪と同じ。早稲田入った後、ちょっと戸惑われたこともあったんですけど(笑)。

で、当時の自衛隊時代の服装のまま勉強してた頃の記録が、Galaxy のStudy plusに克明に刻まれてるんですよね。今日はその実際のデータを見せながら、どういうサイクルで勉強してたのか語ろうと思います。

朝のルーティン(起床直後)

朝起きた瞬間、僕は必ず4つの暗記物を30分かけてやってたんです。

  • ゴロゴ(古文単語)50単語分
  • シスタン(システム英単語)ステージ2全体をブワーッと
  • 日本史の年号(江戸時代から明治終わりまで)
  • イディオム(熟語)目だけで100個見て、50問題解く

ここで重要なのは、これ全部前日の夜にやった分なんですよ。つまり睡眠を挟んで再確認してる。暗記物って、一度やったら終わりじゃなくて、繰り返し見ることで定着するから。

午前中の勉強(朝食後)

朝飯を挟んで、ちょっと休憩した後、朝の一番元気な時間帯に一番重たい勉強を持ってきてたんです。

  • 実況中継:前日分の3〜4講座分を復習
  • 実況中継:当日分の3〜4講座分を学習
  • 実況中継:翌日分の3〜4講座分を予習

つまり、このタイミングでガッツリ8講座分ぐらいやるんですよ。「え、そんなにできるの?」って思うかもしれないけど、そのくらい繰り返してると、1回の演習で8講座分できるレベルになるんです。

で、まだ午前中なのにこれで終わらない。

  • 一問一答:縄文から鎌倉時代まで(星3から星1まで)目だけでワーッとやる
  • 現代文のゴロゴ
  • 英作文
  • 漢字・四字熟語
  • 早稲田商学部の音読
  • 早稲田教育学部の英語赤本(復習まで)

これが午前のメニュー。実際やったんですよ、これ全部。

午後の勉強

昼飯は早稲田の応援歌とかコンバットマーチを聞きながらノリノリで食べて(笑)、「これマジで神宮で聞くぞ」って思いながら午後に突入。

午後もまた暗記物の再確認から始める。

  • シスタンステージ3(ステージ2を軽く復習した後)
  • パワーステージ(文法書)印のみで100個
  • 開発講座2〜3問
  • 現代文のアクセス
  • 日本史の江戸からの総復習
  • サブノート(実況中継の巻末)
  • 社学対策(正誤問題)
  • 実況中継(古文)
  • 古文上達4題
  • 漢文の早覚え即答法4講座
  • センター英語筆記
  • センター日本史2年分
  • 一問一答(時間あったら書きながら)
  • センター国語(現代文のみ)
  • ポレポレ10個

夜の勉強(夕食後〜就寝前)

夕食後、リラックスしてから、また音読を挟む。1個の長文につき大体2回ずつ、1年分で3〜4個あるから、10回弱ぐらいの音読をここで挟んでました。

そして寝る前に、また暗記物4つ。

  • ゴロゴ
  • 熟語
  • シスタン
  • 年号

つまり、暗記物は1日4回繰り返してるんです。朝起きた直後、昼飯食った直後、夜飯終わったくらい、寝る前。これが俺のやり方。

2. 参考書に「終わり」はない

ここで、めちゃくちゃ重要なことを言います。

参考書って言葉と「終わる」っていう動詞は共存しないんですよ

覚えてる主体が人間である時点で、参考書とか記憶物に終わりはない。絶対に。

よく「この参考書いつ終わりましたか?」「どうやったら終わらせられますか?」って質問されるんだけど、マジで危ない考え方だと思う。

僕は12月から受験勉強始めて、早稲田を受験するその日まで、システム英単語をやらなかった日はないんですよ。そう、システム英単語は終わらなかった。実況中継だって終わらなかった。

一度完璧にしたものでも、その「完璧」っていう事実を保持するために、俺はやり続けたんです。目で見るだけでも1日15分だけでも、それに割いてた。せっかく完璧にしたんだから、忘れたくないじゃないですか。

3. 通史を「早く終わらせる」という幻想

もう一つ、みんなが陥りがちな罠が「通史を早く終わらせよう」っていう考え方。

通史なんて縄文から最後まで突っ走ったところで、覚えてるのはその最後の明治とかのあたりだけだから。通史やる前とやった後で、そんなに変わんないんですよ、一周だけなら。

本当に価値のある通史っていうのは、「早く終わった通史」ではなくて、ちゃんと縄文から鎌倉までで1日5周やって、翌日にそこを再確認して「覚えてるな」ってやった後に、さらに次の5個進んでって、全部そういう風にコツコツやってった結果、通史が終わったっていう通史なんです。

だから通史が終わってない人でも、縄文から室町まで100%覚えてるやつのが、広く薄くあっさり通史やったやつより点数高いかもしれないじゃないですか。

試験で点数を取るにはどうなってなきゃいけないんだ?ってとこから考えないと。通史が終わったって事実があったら点数取れるんじゃなくて、頭にその知識が入っていないと使えないんだから。

4. 1日の計画の組み方

僕がオススメしてるのは、寝る前に翌日のタスクを組むっていうやり方。

今日やった勉強を振り返って、「これやるつもりだったのに、結局思ったより英語に時間取られちゃって日本史いけなかった」って思ったら、翌日はそれを優先的に持っていくために、寝る前に翌日のタスクを組むんです。

今日のこの反省がまだ頭に残ってるうちに、「まず最優先で午前中に日本史をやる。余裕があったら昨日もやった英語をやろう。暗記ものは1日複数個入れよう」とかって、パズルみたいに自分の頭が一番覚えられる配置を考える。

これは俺が色々と改良していった上で、これが一番頭に残ってしかも一番量が詰められるやり方だったから採用したんです。

5. 悩む時間があるなら、とりあえず勉強を始めろ

最後に、これだけは絶対に伝えたい。

何をやろうかな、どの参考書を選ぼうかなっていうのに、みんな時間取りすぎてるんですよ。それがマジでもったいない。

悩むくらいならやったほうがいいから。全く同系統の参考書どっちかだったら悩む価値あるけど、「英文解釈ってやった方がいいですか?」って質問する時間あるんだったら、英文解釈やった方がいいから。

ちょっとでもやってみて、「あ、これわかるわ」「これ必要ないわ」っていう風に自分の体験に基づいて判断したら、質問すらしなくていいんですよ。逆に質問して考えたりとか悩んでる時間の方が、無駄にしてる可能性があるから。

「漢字やろっかな」とか悩んだら、やった方がいい。1日の時間、多分最高活用はできてないから。「この時間減らして漢字やろう」っていう発想にした方がいい。

悩むならやった方がいい。やんないよりやった方がいいから。

まとめ

  • 暗記物(単語帳、古文単語、年号、熟語)は1日4回繰り返す
  • 参考書に「終わり」はない。覚えている主体が人間である限り、継続的なメンテナンスが必要
  • 通史を早く終わらせることより、確実に頭に知識を入れることを重視する
  • 朝の元気な時間帯に一番重たい勉強(実況中継など)を配置する
  • 前日分の復習→当日分の学習→翌日分の予習を1セットで行う
  • 寝る前に翌日のタスクを組んで、その日の反省を活かす
  • 参考書を終わらせるという表層的事実ではなく、頭に知識が入ることを目標にする
  • 悩む時間があるなら、とりあえず勉強を始める

今日紹介したスケジュールは、正直キチガイみたいに早稲田に惚れてた俺だからこなせた密度だと思います。全部真似する必要はないけど、「参考書に終わりはない」「通史を早く終わらせることが目的じゃない」「頭に知識を入れることが目的だ」っていう考え方は、絶対に持っておいてほしい。

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