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国語2026年4月14日

漢文の勉強法

漢文はSVOC語順を意識し、特に動詞の特定を重視する。白文では動詞を手がかりに主語・目的語を文脈判断で決める。動詞パターンの蓄積と文脈判断力は問題演習で養成。基礎参考書で40点/50点を目指し、その後マーク式基礎シリーズで文章蓄積。効率的な復習で短時間学習を実現する。

こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。

今回は、久しぶりに漢文の勉強法について話します。これ、浪人時代に僕が意識していた解き方なんですけど、かなり効果があったので共有しますね。

特に早慶レベルになると、返り点がついていない「白文」で出題されることが多いんですよ。そこで差がつく。今日はその白文を攻略するための本質的な読み方をお伝えします。

この記事を読んでほしい人
・漢文の白文が読めなくて困っている人
・早慶レベルの漢文対策をしたい人
・模試で安定して40点以上取りたい人
・漢文にあまり時間をかけずに効率的に仕上げたい人

1. 漢文の本質は「SVOC語順」にある

まず最初に理解してほしいのが、漢文は中国語が元になっているから、語順が英語と同じSVOCだということ。

これ、マジで重要です。

日本語は「私は・りんごを・食べる」でSOVの語順ですよね。でも漢文は「我・食・林檎」みたいに、SVO(主語・動詞・目的語)の順番なんです。英語の"I eat an apple"と同じ構造。

この語順感覚を常に意識しながら読むだけで、白文でもかなり読めるようになります。

2. 白文攻略のカギは「動詞の特定」

白文を読むときに一番大事なのが、その文の中でどの漢字が動詞になるかを見抜くことです。

なぜかというと、漢文では主語や目的語が省略されることがよくあるんですよ。文脈で判断しなきゃいけない。でも、動詞だけは絶対に省略されないんです。必ず一つの文に存在する。

だから、「この漢字、前に動詞で出てきたな」っていう経験の蓄積があれば、「じゃあこの字を動詞として読んでみよう→そしたら目的語が決まって→主語も文脈で判断できるな→こういう風に読むんだろうな」っていう風に芋づる式に決まっていくんですよね。

動詞になりうる漢字をストックする

じゃあどうやって動詞を見抜けるようになるかっていうと、問題演習の中で「動詞になりうる漢字」を経験として蓄積していくしかないです。

「あ、この字は『言う』って意味で動詞になるんだ」「この字は『行く』で動詞か」みたいに、問題を解きながらパターンを覚えていく。これが一番確実。

単語帳を丸暗記するよりも、文章の中で「この文脈でこの漢字が動詞として機能してる」っていう形で覚えた方が、圧倒的に定着します。

3. 主語・目的語は文脈判断で決める

動詞が特定できたら、次は主語と目的語を決めるんですけど、これは文脈判断になります。

例えば、直前の文の主語がそのまま繋がっているのか、それとも対比として別の人物を主語に持ってこないといけないのか。これは問題演習の積み重ねで感覚を養うしかない。

主語と目的語って、二文字以上になることもよくあるんですよね。だから「文の中でどこまでが主語で、どこからが目的語か」っていう切れ目を見極める力も必要です。

同じ漢字でも文脈で意味が変わる

ここが漢文の難しいところなんですけど、同じ漢字でも文脈によって真逆の意味になったり、微妙にニュアンスが変わったりするんですよ。

例えば「豈(あに)」とかでも、逆接になる時とならない時があったり、ただの否定になる時とかもある。これも文脈判断です。

「焉(いずくんぞ)」「豈(あに)」「苟(いやしくも)」とか、こういう副詞的な字で文全体を修飾して解釈していく感覚も、演習の中で身につけていくしかないですね。

4. まずは基礎参考書で模試40点/50点を目指す

じゃあ具体的にどうやって勉強するかっていうと、まずは基礎参考書をしっかりやって、模試で50点満点中40点を超えることを目指してください

おすすめの参考書としては、以下の2つのどちらかをやれば大丈夫です:

  • 『漢文早覚え速答法』(学研)
  • 『漢文ヤマのヤマ』(学研)

この2つのどちらかをしっかりやれば、基礎は固まります。もしここで40点を超えられないなら、基本ができていないってことなので、もう一回そこをやり直してください。

焦って過去問に手を出すより、まずは基礎を完璧にする方が絶対に近道です。

5. 基礎完成後は「文章蓄積」でパターンを増やす

基礎が固まったら、次にやるのは過去問と問題演習で「文章蓄積」を行うこと。

さっき言った「動詞になりうる漢字のストック」とか「文脈判断のパターン」っていうのは、結局のところ問題演習を積み重ねることでしか身につかないんですよね。

おすすめなのは、『マーク式基礎問題集』シリーズです。

1日20問、30分で効率的に回す

「参考書の量が多い」って言われることがあるんですけど(笑)、実はそんなに時間かからないんですよ。

例えばマーク式基礎問題集だと、大体1日20問くらい載ってます。でも、基礎がしっかりできていれば、確認しなきゃいけない文って1、2文だけなんですよね。

丸つけして、「ここは理解できてなかったな」って思った部分だけを復習すれば、大体30分くらいで終わります

2時間半くらいやれば3問くらいこなせるし、やっているうちに問題を解くスピードも上がっていくはずです。

漢文って、ぶっちゃけコスパ最強の科目なんですよ。短時間で安定して得点源にできる。だから今からでも全然遅くないです。

まとめ

  • 漢文はSVOC語順を意識して読む(英語と同じ構造)
  • 白文では動詞の特定が最重要(動詞は省略されない)
  • 動詞になりうる漢字を問題演習で蓄積していく
  • 主語・目的語は文脈判断で決める(これも演習で慣れる)
  • 同じ漢字でも文脈で意味が変わることを理解する
  • まずは基礎参考書で模試40点/50点を目指す
  • 基礎完成後は『マーク式基礎問題集』で文章蓄積
  • 1日20問、30分程度の効率学習で十分回せる

動画でも詳しく話しています

今回の内容は、もともと動画で話した内容を記事にまとめたものです。動画の方が臨場感あって伝わりやすい部分もあると思うので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

それでも「自分一人では設計しきれない」と感じたら

今日紹介した漢文の勉強法は、あくまで一つの科目の話です。

でも実際の受験って、全科目のバランスを取りながら、限られた時間の中で優先順位をつけて進めていかないといけないですよね。「漢文はこれでいいとして、じゃあ他の科目はどうする?」っていう設計が必要になる。

Essenceでは、あなたの現状と志望校、残り時間を踏まえて、全科目の最適な学習計画を一緒に設計します。週1回のコーチング面談で進捗を確認しながら、軌道修正も随時行います。

「自分一人だと計画倒れになってしまう」「何から手をつけていいかわからない」と感じている人は、ぜひ一度無料相談に来てください。あなたの状況を聞いて、今やるべきことを一緒に整理しましょう。

それでは、漢文でしっかり得点できるように頑張ってください!

動画でも詳しく話しています

この記事のベースになった動画はこちらです。ニュアンスやリアルな語り口を知りたい方はぜひ視聴してみてください。

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