日本史実況中継と一問一答の効率的な使い方
日本史学習では実況中継と一問一答を効率的に組み合わせる。一問一答は星3・2に絞り、最初は答えを見ながらインプット。関連付けと視覚化(矢印など)を活用し、同じ範囲を1日2-3周する。実況中継は4項分を3週が理想。間違えた問題のみ書いて練習し、過去問からのフィードバックを重視。短期間で大量反復することで確実な定着を図る学習法。
こんにちは、Essenceの引地(Hikky)です。
今日は、ずっと動画で紹介したかった「日本史の実況中継と一問一答を3ヶ月でどう回したのか」という話を、記事にまとめます。
「1日どれくらいやってましたか?」とか「どの順番でやったんですか?」とか、本当によく聞かれるんですよね。だから今日は、僕が偏差値40台から早稲田の日本史で8割取れるようになった実際のやり方を、全部公開します。
この記事を読んでほしい人
・日本史の勉強法が確立していない人
・実況中継や一問一答を持ってるけど使いこなせていない人
・早稲田レベルの日本史で点数を取りたい人
・短期間で偏差値を上げたい人1. 一問一答は「星3と星2だけ」を完璧にする
まず、一問一答の使い方から。
結論から言うと、星なしと星1は捨てました。
星3と星2だけを完璧にする。これが僕のやり方です。
「え、星なしもやらないとダメなんじゃないですか?」って思うかもしれないけど、初期段階では絶対やらなくていい。理由は単純で、時間が足りないから。
僕が12月の推薦落ちから本気で日本史を始めた時、偏差値は40台でした。その状態で星なしまで手を出したら、確実に中途半端になる。だから星3と星2を何周もして、「これだけは絶対に落とさない」っていう土台を作ったんです。
ただし例外があって、赤本で実際に出た星なし用語にはチェックをつけて、用語集で確認してました。過去問からのフィードバックは絶対に無視しちゃダメです。
2. 最初は「答えを見ながら」インプット重視で進める
もう一つ大事なのが、最初から解こうとしないこと。
予備知識がない状態で問題を解こうとしても、できるはずないんですよ。だから僕は最初、答えを見ながらインプットしていくっていう意識でやってました。
例えば「更新世に氷河期は何回あった?」っていう問題なら、最初は答えを見て「4回なんだ」って覚える。「南方から来た動物は?」→「ナウマン象か」みたいな感じ。
で、ここからが大事なんだけど、「ナウマン」と「南方」で頭文字が同じじゃないですか。こういう関連付けをその場でやるんです。「北方南方から来た動物として適当なものを選べ」って出た時に、頭文字で判断できるようになる。
語呂合わせと関連付けを活用する
これは実況中継にも書いてあるんだけど、例えば「酒会常目大量少量酒精酒長」みたいな覚え方。
- 思想官は「長寿半守」
- 国史は「朱開城木」
- 軍事は「大正少長」
こういう風に、頭の中で表を作るんです。「治験、半官、軍事」っていう縦軸があって、「軍事は?」って聞かれたら「上から3つ目だから、大正少長だ」って答えられる。とにかく情報量を少なくして、最初の文字さえ分かったら後は漢字つければいいっていう発想です。
3. 矢印を使って因果関係を視覚化する
これは僕が個人的に編み出した方法なんだけど、矢印を書きまくるっていうのをやってました。
例えば「壬午軍乱」っていう出来事があったとして、その結果どうなったかっていうのを矢印で繋ぐ。
壬午軍乱 → 済物浦条約
こういう風に因果関係を矢印で繋ぐと、動的なもので覚えられるんですよ。文字だけで「壬午軍乱の結果」って読むよりも、ビジュアルで覚えた方が容量少ないから。
実況中継でも同じで、例えば「側用人として」って書いてあったら矢印を書く。矢印があるってことは結果があるってことだから、「家宣の側用人として→間部詮房と新井白石の2人」みたいな感じで、どんどんリンクさせていく。
人間って、なんだかんだ結構ビジュアルで覚えた方が楽なんですよね。
4. 1日に同じ範囲を2〜3周して定着を図る
じゃあ具体的に1日どれくらいやってたかっていうと、実況中継は4項分を1日に3周が理想でした。
ただこれは、習熟度によって全然変わります。
1週目〜3週目(偏差値50台)の場合
最初の方、僕が偏差値50台だった頃は、3項分を1日に2回くらいでした。マジで疲れてたもん(笑)。指が痛くなるくらい書いてたし、運動したくらいの疲労感がありました。
やり方としては、まず朝に3項分をバッコリ読む。で、4時間くらい開けて(その間は英語の演習とかしてた)、同じ範囲をもう一回読み直す。2回目はスピードが上がるんですよ。覚えてる部分は飛ばしたりして、自分の理解度に応じてメリハリをつける。
直前期(センター1月頃)の場合
1月とか直前期になってくると、もうだいぶ内容が頭に入ってるから、4項分を1日に3周してました。
図書館に行って「はい、今日も勉強やるぞ」って実況中継を開いたら、「あ、この辺は幕藩体制の内容だな。あの辺のあの人のセリフめっちゃ面白いよな」とかって、もう内容を把握してる状態なんですよね。
だから1回目でバーッと読んで、15分くらい休んで英語の演習して、4時間後くらいにまた帰ってきて2回目。で、その日の夜に寝る前に3回目。翌朝、図書館に行く前にベッドでもう一回読む、みたいな感じです。
範囲によるけど、得意な現代史とかだったら5項分を3周とかもやってました。
5. 間違えた問題だけ書いて、できる問題は口頭で済ませる
一問一答の使い方でもう一つ大事なのが、優先度に応じて対応するってこと。
めちゃくちゃ間違えた問題、印がついてる問題は絶対に紙に書いてました。でも、ほとんど間違えてないページは口だけで済ます。できる問題を書くのは、マジで時間の無駄だから。
赤シートで隠せるように、間違えた問題だけノートに書いて、赤ペンで答えを書く。で、CD聞きながら復習する程度でした。
付箋は直前期だけ
よく「付箋貼りまくってました」みたいな写真見るじゃないですか。僕も一問一答に付箋貼ってたんですけど、あれは直前期だけです。
それまでは中だけでとりあえず回してました。付箋貼るのも時間かかるし、初期段階では必要ない。ある程度固まってきた段階で、「この問題だけは絶対落としたくない」っていうのに付箋を貼る感じです。
6. 年号は複数の出来事と関連付けて覚える
年号の覚え方も、単体で覚えるんじゃなくて複数の出来事と関連付けるのがコツです。
例えば「1352年」って年号があったとして、これは「観応の擾乱の終結」なんだけど、同時に「半済令」も1352年なんですよ。だから「1352年っていう年号が特別」になるんです。自分の中で。
「あれ、2つぐらい意味あったな。俺入れるか?」っていう風に、とにかく1問1答に出てくるのだけで覚えるのはもったいない。他にもし物語があるなら、それを実況中継から取ってきてもいいから、とにかくいろんなものを関連できる1個の言葉にする。
実況中継の巻末にある年号コーナーも、めちゃくちゃ使ってました。「1925年」って言われたら「3つあったな、なんだなんだなんだ」みたいに言えるぐらいまで。これは受験期直前だけどね。センター段階ではそこまでいってなかったから、満点逃しました(笑)。
7. とにかく回数をこなす。それしかない
結論、日本史のやり方で意識したことはただ一つ「回数」です。
裏技とか魔法みたいな方法はないんですよ。理解しながらゆっくり1回やるよりも、「長周波」くらいの感じでどんどんスラスラスラスラいって、頭に入ってるかどうか関係なくただ集中して読む。
「光明天皇と家持ち」でこの辺来たら「大正天皇が践祚したの?山内豊臣だろ」って、次の答えが予想できるぐらいまで実況中継を読み込むんですよ。それがキーです。
そこまでいくと、早稲田の問題で分からないっていうのが基本的になくなります。ただ、選択肢の部分部分で「あれ、ちょっと見たことあるけどなんだっけ」とか「この人、ここに入れていいんだっけ」みたいな曖昧な知識が来るから、それがもし過去問だった場合はすぐ用語集にジャンプ。
8. 文化史も現代史も妥協しない
「文化史はやらなくていいですか?」って質問があるけど、やらなくていいわけないから。
絵巻物とか、文化史も普通に出るのが早稲田です。例えば「信西嵐義絵巻」を覚えるとして、「院政期の絵巻物で、ダイナミック」っていうキーワードがあったなって、自分の中で説明できるかどうか。
問題文聞かれたら秒で出てくる状態にする。逆算を練習するんです。
あと、現代史には本当に妥協したら終わり。「1925年」とか、3つくらい出来事があるから、それを全部言えるようになるまでやる。
9. 過去問からのフィードバックを最重視する
最後に、これは本当に大事なんだけど、過去問で出た星なし用語にはチェックをつけて、用語集で確認するっていうのを徹底してました。
例えば「味川」っていう港町が赤本で出たんですよ。星なしだったのに。だからチェックつけて、用語集にジャンプして「味川平屋さん」っていうところに線引いて、実況中継の該 それでも「自分一人では設計しきれない」と感じたら Essenceでは、志望校と現在地の差分を科目・分野ごとに数値化して、残された時間から逆算してあなた専用の逆算ロードマップを設計するオンライン受験コーチングを提供しています。第一志望合格率は76%。 15分の無料相談を予約する(勧誘は一切いたしません)
動画でも詳しく話しています
この記事のベースになった動画はこちらです。ニュアンスやリアルな語り口を知りたい方はぜひ視聴してみてください。
ESSENCE COACHING
この記事の"実践"を、
あなたの受験に落とし込む。
Essenceでは、志望校と現状の差分を数値化し、
残された時間から逆算して毎日のタスクまで設計する
大学受験オンラインコーチングを提供しています。